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間取図を細かく見て必要な情報をチェック!/2013年6月

内覧会で気づいてビックリ…

先日、新築マンションの内覧会に行った友人から「スロップシンクとディスポーザーがなかった(泣)…」と、がっかりした感想を聞きました。

 

新築マンションでは多くの物件に導入されている2つの設備。スロップシンクは、バルコニーに設置されている流し台で、泥のついたものを洗ったりガーデニングに便利です。またディスポーザーは、キッチンの排水口に設けられており、生ゴミを粉砕してくれます。

 

ではなぜ内覧会まで気づかなかったのでしょうか。

当然付いているだろう、という思い込み

新築マンションを購入する場合、モデルルームを見て契約するのが一般的です。友人の場合もモデルルームを見学し、間取図やパンフレットも受け取り、しっかり検討したつもりでした。

 

ただ同時期にいくつものモデルルーム見学に出かけたため、正直いくつかの物件がごっちゃになっていた部分があったようです。彼女曰く「どのモデルルームでもスロップシンクがあったと思う」とのことで、記憶の中では設備があって、また「今どきの新築なら当然付いているだろう」という思い込みもありました。

間取図の細かな表示も見逃さずに

たとえばスロップシンク、間取図を見ると小さく「SK」という表示があり、バルコニーの端に設けられています。

 

ディスポーザーは間取図への記載はないですが、パンフレット内の設備のページをチェック。ほかの設備も標準のもの、オプションは何かを再度確認したほうが安心ですね。

 

このほか、モデルルーム住戸にはなかった梁(はり)が購入住戸にあって、思ったより部屋が狭く感じるということも。とにかく気になるところがあれば、見学時に営業担当者に聞き、その回答を物件ごとにメモしておくと後で整理しやすいと思います。

 

 

今回のスロップシンク、ディスポーザーは、当然なくても暮らせますし、なくてもいいという方もおられると思います。

 

友人はガーデニングが趣味なので、とくにスロップシンクは欲しいと思っていました。希望しているのに付いていなかったからショックだったというわけです。

自分たちに必要ななものは何かを見極めて

必要な設備、部屋の広さなどはそれぞれ好みがあります。

 

自分たちにとって必要なものは何か、それの有無によって購入への気持ちはどう変わるかを見極めたいもの。

 

たとえば、共用施設の「キッズルーム」。これが設置されているマンションAと、ない物件Bがあったとします。

 

子育て世代としてはキッズルームがあればうれしいけれど、他の特徴(立地、間取り、価格など)を比較した結果、Bのほうが自分たちに合っているなら、キッズルームはなくてもいいか、ということになりますね。

 

たくさんの物件を見学に行くと混乱してしまうこともありますが、自分たちが重視するポイントを絞って、しっかりチェックしてください。

Mama's profile/プロフィール

武田 由紀江

武田 由紀江 【住宅ライター】

記事テーマ

子育て世代の住まい選び

子どもの誕生や就学を機に、マイホーム取得を考える方が多いようです。「自分たちにはどんな住まいがいいのか」「子どもと仲良く暮らせる間取りは」など、事前に考えることはいっぱい。初めてのマイホームを賢く、楽しく取得するために、知っておきたい基礎知識や住まい選びのポイントなどについて連載していきます。

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