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新しい生活にも慣れてきたころでしょうか。春は明るくて気持ちがウキウキしますね。

今月は『わたしのワンピース』をご紹介します。

この絵本。きっとどこかで見たことがあったり、イラストだけでも目にしたことがある方が大勢いらっしゃると思います。

初版は1969年なのでもう40年くらいも前になります。作者の西巻さんは「作品は昔のままで、次々に生まれてくる新しい読者と共に現在がある」とおっしゃっていますが、40年前から色あせず、子どもたち、大人たちの心を捉える作品です。



 『わたしのワンピース』
西巻　茅子　作　こぐま社
 
「まっしろなきれ　ふわふわってそらからおちてきた」

真っ白な布を使ってミシンでワンピースを作ります。

「ミシンカタカタ　ミシンカタカタ　わたしのワンピースをつくろっと」

どんなワンピースができたかしら。

「できたできた　ランランランロンロンロン　わたしににあうかしら」

という歌をうさこちゃんが歌います。

必ずレッスンやコンサートでは子どもたちが「にあーう！！」と言います。

お花、雨、草の実、小鳥、虹・・・ワンピースの模様はいろんなものに変わります。

子どもたちは大興奮。みんなはどんな模様が好きですか？

 「真っ白なきれがふわふわって落ちてきたよ」といって大きな模造紙の紙を用意しましょう。
いろんな素材を準備します。

なんでもいいですが、おうちにあるものでこんなものはどうかな？というのを子どもと一緒に探してみましょう。

・緩衝材（小さいプチプチ）
・ゼリーのケース
・ペットボトルのふた
・クッキーの型
・せんたくばさみ

などなど。

カリヨンのお友達は、レゴ、お豆腐のケース、ヤクルト、テーブルのかどの
クッション材など、面白いものをたくさん持ってきてくれましたよ。



ママもワクワクします。



こんな形ができました。


ビンのふたとフォークでおひさま
 

今度はみんなでぺたぺたした模造紙を使ってうさぎさんのワンピースを作ります。

まず色画用紙の中心を三角形のワンピース型をくり抜きます。そこに顔と足と手をつけて。





あらあら！！いろんな模様ができちゃった。
好きなところが決まったら切り抜いてのりで貼ってあげましょう。



できあがり！！

「どうやって絵を描いたらいいかわからない」とか
「お友だちの絵を真似してばかりです」という声を聞くことがあります。

今回のように自分で描くのではなく、いろんなものを使ってスタンプを
したりすることで、「なんでもあり」からいろんな発見が生まれます。

楽しいをいっぱい体験しましょう。