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Happyな保育園・幼稚園ライフのために、入園後の感染症対策

感染症 子どもの病気 教えて!ドクター

(2017年 春号 掲載)

今春、お子さまが保育園・幼稚園に入園される保護者の皆様、御入園おめでとうございます。

ところが、せっかく入園したのに毎週のように「また熱が出ちゃった…」「週末に限って…」「ちゃんとお薬飲んでいるのに何で…」というようなことが、しょっちゅう繰り返されています。このような状態を「保育園症候群」と呼ぶ場合があります。

入園すると風邪は頻回に引くものです

なぜこんなことが起こるのでしょうか? 3歳未満の子どもは感染を防御するための免疫機能が未熟です。また風邪の原因となる病原体(多くはウイルス)は200種類くらいあり、集団生活を始めると、病原体と接触する機会が家庭にいるときとは、比べ物にならないくらいに多くなります。特に保育園に通い始めて間もない0~1歳の年少児は鼻水、くしゃみ、咳、発熱といった症状が主体の呼吸器感染症(いわゆるかぜ)や、嘔吐、下痢、食欲不振を症状とする消化器感染症(いわゆる胃腸炎)に頻回にかかってしまいます。

図は、月当たりの平均休園日数を調査したものです。0歳では月に2.52日、1歳では1.77日と休園日数は約2日ですが、2歳では1.04日、3歳以上では1日以下になります。保育園では1歳児は2週間に1度は新しい感染症に罹患していると考えられます。また、軽い感染症と思われるケースであっても、年少児は欠席しなければいけなくなる場合が多くなります。しかし、図からもわかりますように年齢とともにお休みする日数は減ってきますね。いろいろな病原体の感染を繰り返すことでだんだんと病原体に負けない体を作っているのだとご理解できると思います。

保育園症候群の予防のために

まず、入園前に予防できる病気のワクチンはしっかり接種しておくことです。予防接種はお子さんが病気にならないため、他のお子さんにうつさないため、たくさんのお子さんが予防接種を受けることで、みんなの健康を守ることになります。また、働かれているお母様がたは、お子さんに予防接種をすることで、欠勤日数を減少させる効果もあります。

次にゆっくり休ませることです。「夜に熱があったけど、朝起きたら熱がなかったので保育園に連れて行ったらまた熱が出て保育園から呼び出されました。」というようなことは小児科の外来では毎日繰り返されています。これではなかなか病気も治りませんし、本人やご両親の負担になるだけですね。38℃以上あったり、解熱剤を使用した場合は、前日から熱がなく活気・機嫌もよくなるまで休ませましょう。

家庭での看護力を向上させましょう

小児の発熱の90%はウイルス感染症です。多くの場合は自然に治癒します。有効な薬があるウイルス感染症はインフルエンザと水痘・ヘルペス程度です。風邪を引いたら、「早く受診したら早く治る。」「抗生剤を使用したら早く解熱する。」「熱が出たら早く解熱剤を使用しなければならない。」なんていうことは決してありません。適切なタイミングで医療機関を受診するには、家庭での看護力の向上が不可欠です。

① そのまま家庭でみる。
② 受診するが、急がない。
③ すぐに受診を。

この3つを見分ける力を身につけましょう。そのためには毎日、お子さんを観察することが大切です。毎日楽しく子どもを「元気かな」と機嫌・顔色、呼吸など、触れて体温や皮膚の張りなどを観察してみましょう。子どもの体は1日の中で色々と変化します。その変化を楽しみましょう。変化に気づくと毎日の中で「健康な時の体調」を知ることになり、緊急時の「いつもと違う!」ことに気づくことになります。

病気になるのは誰かが悪いからなるというわけではありません。治れば、免疫ができて少し強くなったのだと思いましょう。お子さんの予定に重きを置かず、体調に重きを置きましょう。

 

八若博司先生

はちわかこどもクリニック(兵庫県姫路市)院長。川崎医科大学卒業。日本小児科学会専門医、日本外来小児科学会代議員、日本小児科医会公衆衛生委員会委員、兵庫県小児科医会理事、趣味はクラリネット演奏。クリニックでは不定期演奏会をしています。

八若博司

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