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保育所・幼稚園が始まって、かかる感染症とその心構え

感染症 子どもの病気 教えて!ドクター

(2021年 春号 掲載)

新年度を迎え、お子さまの保育所・幼稚園の新しい生活が始まります。

ただでさえ、新しい生活を迎えるにあたって、親御さまは期待と不安でいっぱいのことと思います。

世界中が新型コロナウイルス感染症の爆発的流行に見舞われたこの1年、皆さんも「巣ごもり生活」「ステイホーム」と不自由な生活を経験されたと思います。

毎年、本誌では「入所・入園前の感染症」をテーマに挙げ、皆さまに情報を提供してきました。
(詳しくは、バックナンバーをご覧ください)

感染症の地図に変化が起こった

新型コロナ感染症の流行で、小児科の仕事の半分以上を占める「感染症の診察」に変化が訪れました。「一般のかぜの患者さま」の症状と、「新型コロナ感染症」の症状がいずれも発熱・倦怠感などであるため、初期の段階では全く見分けがつかないというのが現実です。新型コロナウイルス感染症の発生から1年が経過し、ようやく日本でもワクチンの接種が始まりました。

集団免疫を日本人全体が獲得すればコロナの感染拡大が抑えられるとされていますが、集団免疫の達成には、人口の6~7割が免疫を獲得する必要があります。

様々な情報が飛び交う中、よく考えていただき積極的にワクチンを接種されることを私は勧めています。

手洗い、うがいは
本当に効果があった!

今回、新型コロナウイルス感染症の対策として、「ソーシャルディスタンスを保つ、手洗い・うがい、マスクの着用・咳エチケット」が大きく取り上げられていることは皆さんご承知のことと思います。

実は、昨年の夏から当院を受診する患者さまが激減しました。ヘルパンギーナや手足口病などといった、いわゆる「夏風邪」をほとんど診察しませんでした。

この冬も、発熱する小児の患者さまも非常に少なく、インフルエンザを疑うような高熱が続く患者さまもほとんどいませんでした。

しっかりと感染予防をすると、こんなに効果があることに驚きを覚えました。

インフルエンザの発症が少なかったことは国家的にワクチン接種の勧奨が行われたこと。緊急事態宣言などによる私たち自身の「ステイホーム」に、海外の人たちの入国制限も加わり、人の流れの抑制が認められました。これらのことが実を結び、インフルエンザに限らず感染症全体が抑制されたものだと考えられています。

新型コロナで皆さんの
意識が変わった!

元来、保育所・幼稚園での「感染拡大経路」には、「飛沫感染」「接触感染」の2つが問題でした。それぞれに応じた対策を取る必要があると今までも口酸っぱく注意喚起をしてきました。

「今までもやってきたはずなのに?」それではなぜ昨年から「風邪」「インフルエンザ」の発症が少なくなったのでしょう?

それは私たちみんなの意識がごろっと変わったことにあります。

  • 新型コロナウイルスはただの風邪ひきじゃない
  • 大人も子どももみんなマスクを着けよう
  • ちょっと風邪っぽかったら、お家にいよう
  • こまめに手洗いしよう
  • 外から帰ったらうがいしよう
  • あっちこっち触わらないようにしよう

皆さんが自然と対策をとれるようになってきていることです。意識が変わったことによって「飛沫感染」と「接触感染」が抑えられたと考えられます。

正しいマスクの使い方

基本的には「不織布マスク」「サージカルマスク」の使用を勧めています。「布マスク」や「ウレタンマスク」は飛沫感染の予防にはなりにくいものと科学的に実証されています。「着けないよりはまし」程度のものとされています。「サージカルマスク」は最近では比較的手に入れやすくなってきました。「鼻だしマスク」はもってのほかです。

また、乳幼児のマスク装着は日本小児科学会より次のように提言されています。

「乳幼児は、自ら息苦しさや体調不良を訴えることが難しく、自分でマスクを外すことも困難です。 また、正しくマスクを着用することが難しいため、感染の広がりを予防する効果はあまり期待できません。特に、2歳未満の子どもではこのような危険性が高まると考えます。」

ウイズコロナといいますが、これから私たち大人も「感染症対策」をしっかりとやって、皆さんで子どもたちを守っていきましょう。

 

佐守友仁(ともじ)先生

東京医科大学卒業。医学博士。東京医科大学小児科、大阪大学小児科を経て大阪府豊中市に佐守小児科を開設。
日本アレルギー学会専門医、小児科専門医、漢方専門医として、西洋医学に東洋医学を加味した診療が特徴。何でも相談できる「ナニワのおっちゃん先生」として奮闘中。

佐守友仁(ともじ)

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