ハッピー・ノート.com

年度の始め、3ステップで子ども部屋作り!/2016年4月

新年度、新しいモノが増えるとき

いよいよ新年度が始まりました。

教材や学習道具など、新しいモノが一気に増える時期。片付け方を知らないと、「使う」ことを考えずに、なんとなくモノを置いてしまいがちです。

収納の決まりを伝えながら、子どもと一緒に部屋作りをするチャンスです。

今がスタートで大事な時期です。次にご紹介する3つのステップに沿って親子で考えながら、収納に取り組んでみてください。

1.子ども部屋は、何をするところ?

部屋全景.jpg

子ども部屋を持っている家庭でも、その使い方は様々。

学習や遊びはリビングで、子ども部屋はただ寝るためだけ・・という使い方もあれば、生活のほとんどをそこで過ごすような子ども部屋もあります。

まず考えるのは、「子ども部屋で何をするのか」

勉強する、学校の準備をする、遊ぶ、友だちを招く、着替えをする、寝る。

そして、その行動に関わるモノを、子ども部屋に収納します。

まずは、そこでそのように過ごしたいのかを、親子で話し合いましょう。

2.何を、どこにしまう?

教科書.jpg

子ども部屋で何をするかが決まったら、それに関わるモノを、使いやすく収納します。


ここで大事な鍵となるのが、「使用頻度」です。

毎日使うモノ、よく使うモノを、最も使いやすい場所に収納します。

つまり、着替えや学校の通園・通学に関わるモノが、最優先。

使いやすいのは、腰高ほどの高さ、学習机なら手を伸ばせば楽に届く場所です。

毎日使う洋服類は、引き出しの高さにも注意してみましょう。また、毎日手にする教科書類は、学習机の深い引き出しや、机前面または横にある棚が良いでしょう。

 

3.どうなっていたら、取り出しやすい?

引き出し.jpg

収納する「モノ」と「場所」が決まったら、次は収納の方法を考えます。

モノをそのまま詰め込んでしまったら、取り出しにくくなってしまいます。棚の場合は、カゴなどを使うと、奥や深いスペースを無駄なく使うことができます。

引き出しの場合は、箱やプラスチックケースなどを使って、スペースを区切ります。似たモノ同士をまとめると、使う時もしまう時も、分かりやすくなります。

奥よりも手前の方が使いやすいので、使用頻度の低いものは、奥に収納しましょう。

収納場所が決まったら、「使い終わったら、元に戻す」を続けるように伝えます。

子ども部屋作りは、頭の訓練

いかがでしたでしょうか。

子ども部屋作りは、「自分にとって大切なものを選ぶ」「より使いやすくなるように、考える」といった、頭を使って考える作業を含むので、思考を鍛えることにもなります。また、自分の過ごす空間を自ら考えて心地よく整える力は、身につけさせたい生きる力の一つでもあります。

ぜひ、親だけで主導して進めてしまわずに、子どもと一緒に考えながら、また、子どもの気持ちを引き出しながら、進めてみてくださいね。

Mama's profile/プロフィール

高麗 朋子

高麗 朋子 【1級家事セラピスト/整理収納清掃コーディネーター】

記事テーマ

家事から、ママが輝く・家族が笑顔になる!

掃除や片付けって、苦手な方が多いです。でもね、ちょっとしたコツを知るだけで、負担を減らすことができるんです!片付いた部屋では、ママの家事がはかどり、パパや子どもも、お手伝いがしやすくなります。ママの笑顔は、家族の笑顔。私たちの、最も身近にある「暮らし」に目を向けて、ママが輝き、家族が笑う、『暮らしやすく』のコツをお伝えします!

Vote/この記事に投票しよう

Evaluation/この記事のみんなの評価

lightbulb_outline

なるほどそうか!役に立った

0

favorite_border

わかる!わかる!共感した

0

feedback

この記事へのコメント

0

Comment/この記事にコメントしよう

Archives/高麗 朋子さんの記事一覧

最新記事

記事一覧を見る

注目トピックス

トピックス一覧を見る

Weeklyゴーゴーリサーチ