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道具を使いこなして、楽に汚れを落とす!/2014年12月

道具選びは、ポイント

前回は、洗剤の選び方をお伝えしました。今回は道具選びのポイントを、次の3つに分けて、お伝えします。

  1. 汚れの固さ
  2. 汚れに行き届くこと
  3. 後始末のしやすさ
ふわふわ汚れ、カチカチ汚れ

汚れの固さ、意識したことはありますか?

埃のようなふわふわした汚れや、こぼして直ぐの調味料などは、やわらかい汚れです。それに対し、ガス台で固まったカチカチの油汚れや鏡のうろこなどは、かたい汚れです。それぞれどんな道具を使ったらよいでしょう?

やわらかい汚れには、やわらかい素材の道具を。また、かたい汚れには、固い素材の道具を使うと、汚れは落ちやすいのです。

やわらかい素材の道具とは、マイクロファイバークロスや、はたき、刷毛ぼうき、アクリルたわし等、また、固い素材の道具とは、金属やプラスチックでできているへらやたわし、ブラシなどです。

汚れと道具の固さの関係では、「汚れの固さ < 道具の固さ」を意識してみてください。

道具が、固さにおいて、汚れに勝てなければ、汚れを落とすことができません。固い汚れに、やわらかい道具で対抗しても、負けてしまうのです。

meraminn.jpg


右の写真のメラミンスポンジは、それ自体がとても柔らかい素材でできています。使っていると、消しゴムのようにボロボロになってしまうことがあります。それは、自分の身体を削りながら汚れを落としているからなのです。

対する汚れが、スポンジよりも固かったら、負けてしまいます。だから、カチカチの汚れには、勝てない道具なのです。

メラミンスポンジが負けてしまうようなカチカチ汚れは、まずヘラのような固い道具を使って、こそげ落としてみてください。

汚れに、行き届く

汚れが付いている場所の広さを、気にしていますか?

その場所が、面積の広い場所であれば、道具の接地面積の大きいものを。面積の狭い場所であれば、道具の先が細いものを選びます。道具が「汚れに行き届く」ことを意識してみましょう。

具体的には、面積の大きい道具は、スポンジやクロス、幅の大きなたわしなど、先の細いものは、歯ブラシや細ブラシ、竹串などです。

ラスター.jpg

右の写真は、塗装作業に使用する、ラスター刷毛です。毛先が細くやわらかいので、棚や、巾木、障子の桟など、隅の奥まで毛先が行き届きます。塗装用品ですが、埃払いにとても便利な道具です。

使った後は、後始末!

道具は、使い終わった後に、後始末を行います。次に使う時に、すぐに使える状態にしておくためです。

汚れた道具は、汚れを落とします。濡れた道具は、乾かします。できるだけ後始末に、手間をかけずに済むような道具を選ぶことも、大事なポイントの一つです。

べたべたの油汚れは、道具に付くと落としにくいです。布やブラシを使うと、その道具自体に移った汚れを落とすために、また洗剤を使わなくてはなりません。そういった場合には、使い捨ての道具を選ぶと、良いでしょう。ぼろ布やペーパーを使って、おおかたの油汚れを落としてから、雑巾等で拭き取れば、道具に付く汚れも、少なくて済みます。

Mama's profile/プロフィール

高麗 朋子

高麗 朋子 【1級家事セラピスト/整理収納清掃コーディネーター】

記事テーマ

家事から、ママが輝く・家族が笑顔になる!

掃除や片付けって、苦手な方が多いです。でもね、ちょっとしたコツを知るだけで、負担を減らすことができるんです!片付いた部屋では、ママの家事がはかどり、パパや子どもも、お手伝いがしやすくなります。ママの笑顔は、家族の笑顔。私たちの、最も身近にある「暮らし」に目を向けて、ママが輝き、家族が笑う、『暮らしやすく』のコツをお伝えします!

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