ハッピー・ノート.com

子どもの力を伸ばす、お手伝い/2014年9月

お手伝いを、意識する

お子さんに、お手伝いをさせていますか? かつては労働力として、子どものお手伝いは必要でした。しかし、家電製品が発達した今、子どもの手が以前のようには必要ではなくなりました。だからと言って、子どもに何もさせないで良いものでしょうか。「家事」は、共に暮らす家族が気持ち良く生きていくために、誰かがやらなくてはいけないことです。子どもも一緒に巻き込んで、家事のお手伝いをしてもらいましょう。

子どもは最初、家事が上手ではありません。だから、いつもやり慣れているお母さんがやってしまった方が、早いし、やり方を教えなければならないので手間もかかります。ですがそこは、じっと我慢です。お手伝いの持っている子どもを伸ばす力を意識して、お手伝いをさせましょう。

身の回りのことをする

お手伝いの第一ステップは、「身の回りのことをする」ことです。自分の事が、一人でできるようになれば、お母さんの負担も減ります。「身の回りのことをする」のは、家事の基本です。例えば、身支度をする、食べた食器を片づける、脱いだ靴を揃える、汚したものを掃除する、等です。

DSCF3638.JPG


身の回りのことを自分で行うことで、「自分の事は自分で決める」という自信にもつながります。

「自分の事は、自分でやろうね」と声をかけて、まずは家事に慣れさせましょう。

 

誰かの役に立つ

お手伝いの第二ステップは、「誰かの役に立つ」ことです。具体的には、自分以外の家族のためにする仕事です。例えば、家族全員の食器を流しに持っていく、ポストから新聞を取ってくる、ゴミを集積所に持っていく、おつかいに行く、お風呂掃除をする、等です。

DSCF3650.JPGのサムネール画像

 

お手伝いの良いところは、「ありがとう」と言ってもらえること。子どもは、誰かの役に立っている実感を積み重ねることで、自己肯定感を高めていきます。子どもがお手伝いをしてくれたら、「ありがとう」「お母さん、助かった!」と声をかけてあげましょう。

家族の一員としての役割を持つ

お手伝いの第三ステップは、「家族の一員としての役割を持つ」ことです。お手伝いステップを踏んでいくうちに、子どもは家事に慣れていきます。そうしたら、家族の一員としての役割を与えましょう。すると子どもは、使命感を感じたり、物事に責任を持つようになっていきます。

DSCF3632.JPG

「お母さんのやっている家事って、面白そう」。始めのうちは、「楽しい」からやる家事も、慣れてくると「面倒くさい」「なんで私が?」「お母さんがやればいい事」といったやりたくない気持ちが出てきます。でも、私たちは「生きる」ために、毎日家事をやらなくてはいけません。だから、「あなたの役割だから」と、どんな時も例外なく続けさせましょう。

時間がかかったり、難しい家事では続けられなくなってしまいます。お子さんに合った、出来ることからで良いので、続けられる家事にします。その際、「何だったらできるかな?」と、子どもと一緒に考えるようにしましょう。

Information/お知らせ

暮らしやすくでは、

「選ぶ!片付けセラピー」を始め、「おうちdeお掃除講座」「おうちde片付け講座」「子ども部屋de片付け講座」等、個人サービスを行っております。

詳細はHPから⇒☆☆

 

暮らしを見つめるお茶会「暮らし倶楽部」等、

最新情報はこちらのブログから⇒☆☆☆

Mama's profile/プロフィール

高麗 朋子

高麗 朋子 【1級家事セラピスト/整理収納清掃コーディネーター】

記事テーマ

家事から、ママが輝く・家族が笑顔になる!

掃除や片付けって、苦手な方が多いです。でもね、ちょっとしたコツを知るだけで、負担を減らすことができるんです!片付いた部屋では、ママの家事がはかどり、パパや子どもも、お手伝いがしやすくなります。ママの笑顔は、家族の笑顔。私たちの、最も身近にある「暮らし」に目を向けて、ママが輝き、家族が笑う、『暮らしやすく』のコツをお伝えします!

Vote/この記事に投票しよう

Evaluation/この記事のみんなの評価

lightbulb_outline

なるほどそうか!役に立った

0

favorite_border

わかる!わかる!共感した

0

feedback

この記事へのコメント

0

Comment/この記事にコメントしよう

Archives/高麗 朋子さんの記事一覧

最新記事

記事一覧を見る

注目トピックス

トピックス一覧を見る

Weeklyゴーゴーリサーチ