ハッピー・ノート.com

定位置を決めるために、モノの使い方を考える/2014年5月

使っているのは、だれ?

「片付け=元に戻す」であることは、前回お話しました。

 

では、「元に戻す」を、確実にするために、「定位置」を決めましょう。

「定位置」を決めるときに頭にイメージするのは、「使っている」状態です。

 

「誰が、それを使っていますか?」

 

頑張り屋さんのママは、「自分が家事をする」という視点で、定位置を決めがちです。

すると、「使い慣れているママにはすぐ取り出せるけど、子どもやパパが使いにくい。」ということが、起こりがち。

定位置を決めるとき、ママ以外の家族も使うことを考えましょう。

 

例えば、食器類。

子どものお手伝いでも、配膳は取り掛かりやすいものの1つです。

子どもが取り出しやすい場所に、食器やカトラリーがしまわれていれば、子どももお手伝いがしやすくなります。

使っているのは、どこの部屋?

どこの部屋で、使っていますか?

 

使う部屋に定位置を決めるのが、使う人の動線を短くするコツです。

 

例えばバスタオル。

お風呂上がりにバスタオルを使うのは、脱衣所です。

ですから、脱衣所にバスタオル置き場があると、使いやすいです。

 

アイロンは、どこで使いますか?

洗濯をたたんだ後、アイロンをかけるという流れがスムーズだと、「アイロンは後でまとめて」と、山のように溜めることがなくなります。

洗濯をたたむ部屋、もしくは、アイロンをかけ終わった衣類をしまう部屋にアイロンがあると、使いやすいです。

 

毎日の衣類選びは、どこで行いますか?

衣類=寝室と思いがちです。

「寝室に家族全員寝ているから、着替えは居間で行っている」ということも、子育て世代ではよくあること。

そういう場合、間取りによっては、居間に衣類置き場がある方が、暮らしがスムーズになることもあります。

「衣類=寝室」という思い込みは、使いやすい定位置決めの障害となります。

 

 

「今、どんなふうに暮らしているか」をベースに、定位置となる部屋を、決めましょう。

使っているのは、部屋の中のどこの場所?

「部屋のどこで使いますか?」

 

同じ部屋の中でも、使う場所や、使うときの体の向き、部屋の入り口からの距離などによっても、使いやすさは変化します。

 

例えば、フライパン。

フライパンは直接火にかけて使います。ですから、火(IHやガス台)のそばが、使いやすいです。

では、深鍋の場合。

たいてい、水と一緒に使います。ですから、水(シンク)のそばが、使いやすいです。

 

このように、似たような調理器具でも、使う場所によって、定位置が変わります。

 

使う場所を考えた定位置を決めることは、家事の動線を短くすることになります。

その結果、家事の効率化・時短を進めることができます。

Information/お知らせ

暮らしやすくでは、

「選ぶ!片付けセラピー」を始め、「おうちdeお掃除講座」「おうちde片付け講座」「子ども部屋de片付け講座」等、個人サービスを行っております。

詳細はHPから⇒☆☆

 

暮らしを見つめるお茶会「暮らし倶楽部」等、

最新情報はこちらのブログから⇒☆☆☆

Mama's profile/プロフィール

高麗 朋子

高麗 朋子 【1級家事セラピスト/整理収納清掃コーディネーター】

記事テーマ

家事から、ママが輝く・家族が笑顔になる!

掃除や片付けって、苦手な方が多いです。でもね、ちょっとしたコツを知るだけで、負担を減らすことができるんです!片付いた部屋では、ママの家事がはかどり、パパや子どもも、お手伝いがしやすくなります。ママの笑顔は、家族の笑顔。私たちの、最も身近にある「暮らし」に目を向けて、ママが輝き、家族が笑う、『暮らしやすく』のコツをお伝えします!

Vote/この記事に投票しよう

Evaluation/この記事のみんなの評価

lightbulb_outline

なるほどそうか!役に立った

0

favorite_border

わかる!わかる!共感した

0

feedback

この記事へのコメント

0

Comment/この記事にコメントしよう

Archives/高麗 朋子さんの記事一覧

最新記事

記事一覧を見る

注目トピックス

トピックス一覧を見る

Weeklyゴーゴーリサーチ