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通年飾れるリースを作ってみよう!/2014年7月

クリスマスだけじゃない!通年飾れるリースってどんなもの?

IMGP1854.JPGのサムネール画像

 

私の主宰する教室でも1年を通して人気のレッスン「リース」作り。リースというとクリスマスリースを思い浮かべる方も多いと思いますが、実は四季に応じて色味や種類を変えたり、お部屋の雰囲気に合わせてお好きな花材と色合いで作ったり・・・長く楽しめる「フラワーインテリア」としても人気なのです。

 

そもそもリースとはどんなものなのでしょう?リースの歴史は古く、古代ローマ時代からと言われています。英語では「Wreath」と表記され、「花輪、花冠、冠、和状のもの」を意味します。これは古代ギリシャ・ローマ時代に花や葉などで作った丸い輪を御祝いの席に用いたり、賞として授けたりしたことに由来するそうです。

そしてリースにはその輪状の形から「はじまりも終わりもない永遠の愛、平和」を表していると言われていて、ウエディングのブーケとして用いられることもあります。またクリスマスリースが緑色のヒバやモミなどの常緑樹を使うのは「農作物の繁栄」を意味していて、他にもリボンやベルなどは魔除け、松かさや姫リンゴなどは「収穫」を表わしています。

 

今まで何となく飾っていたリースの意味を知れば、インテリアとしてはもちろんプレゼントにもTPOに合わせて贈ることができますね。

 

今回は「リース」のお話です。

リースの花材にはどんなものがあるの?

実際にリースに使う花材なのですが、フレッシュはもちろん、ドライフラワー実もの、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーなど、多種多様です。プリザと実ものを組み合わせたり、アーティフィシャルとプリザを組み合わせても雰囲気が変わって楽しいですよ。

 

IMGP3744.JPG

 

ここではそれぞれのお花の特性やオススメ&ウィークポイントについてお話しします。

●フレッシュ(生花)

茎を短く切っているので、通常のアレンジメントより長く、だいたい1週間位は楽しむことができます(時期やお部屋の環境によって異なります)。ただし、吸水性フォームを使用しているので、壁飾りというよりは卓上を彩るテーブルリースとして、パーティーやおもてなしのときに活躍してくれそうです。

●ドライフラワー&実もの

ナチュラルやシャビーな雰囲気を好む方にはオススメです。ウッディーな家具にも良く合いますし、ドライフラワーなので長く楽しむことができます。ドライならではの「色褪せていく風合い」が好きな方には特にオススメです。

●プリザーブドフラワー

フレッシュの風合いを残しつつ、豊富な色のバリエーションがあるので、お好きな雰囲気に作ることができるのも魅力のひとつです。ただし、非常にデリケートなお花なので、初めて制作される方には比較的壊れにくい紫陽花などをオススメしています。

●アーティフィシャルフラワー

レッスンでも一番人気があるのがアーティフィシャルフラワーのリースです。色褪せの心配も少なく、壊れにくいので、リースをこれまで作ったことがない方にもオススメです。花や色のバリエーションも多く、お部屋や季節に合わせて作ることができます。

 

次はアーティフィシャルフラワーを例にとって、実際の作り方をご説明します。

リースの作り方と作り方のポイント

■用意するもの

・リース台(つる性のもの、100円ショップなどにも売られています)

・花材

※お好きなお花数種類、グリーンや実ものなど

【ご参考までに】

メインになる花を2〜3本。

小花や紫陽花など、サブ花材を数種類と埋める花材を1〜2種類。

グリーンも1〜2種類。

実ものもアクセントになります。

・グルーガン

・ワイヤー

 

■作り方

①リース台にメインになるお花を1本、茎を短めに切り、リース台に差し入れ、グルーガンで留めます。

※お子様とご一緒に作る際は、グルーガンが大変熱くなっておりますので、お子様から目を離さないようにしてください。

②メインの花の位置を大体決めたら、小花や埋めの花材、グリーンなどをバランス良く差し入れ、同様にグルーガンで留めます。

長さが足りない花材はワイヤーを巻き付け、長さを足します。

Point(1) メインのお花を引き立てるように小花や埋めの花材は、ほんの少し低めにするとよいでしょう。つぼみや実ものは少し飛び出すように入れても可愛いです。

Point(2) ベースが綺麗な円でないときは、◯を思い浮かべながら、ベースが引っ込んでいるところは少し長めに、逆に出っ張っているところは短めに差し入れると綺麗な形になります。

Point(3)リースは横顔も見られるので、正面から横に展開するイメージでお花やグリーンを入れてみてください。

③残っている花材で全体のバランスを整えたら、壁に引っ掛けられるようにワイヤーで輪っかを作り、リース台に括り付けて完成です。IMG_3509.jpg

作って楽しい、飾って嬉しい♪

IMG_1974.jpg

 

早速作ったリースを飾ってみましょう♪どこに飾るのか考えるのも楽しいですよね。お部屋の壁に穴をあけられない場合は、市販のリーススタンドを活用したり、キャンドルを中心に置いてテーブルリースとして楽しむのもGOOD!アーティフィシャルフラワーで作ったリースは壊れにくいので、雨ざらしでなければ、玄関の扉に飾ることもできます。また、四季に応じてお花の色合いを変えたりして、リースで季節を表現しても素敵ですね♪

 

ご家族の平和と永遠の愛を込めて・・・お子様と一緒にぜひリース作りにチャレンジしてみてくださいね!

Information/お知らせ

〜大人気のリースレッスン(随時開催中です)〜

 

IMG_1410.jpg

 

お好きな色合いで作れるリースレッスンの参加者受付中です。

サイズは小さいもので20センチから。

プリザーブドフラワーもしくはアーティフィシャルフラワーでお作りいただけます。

お問い合せ・お申し込みはこちらまで→info@fleurdesaisons.com

ブログ→フラワーアレンジメントとブーケの教室フルールドセゾン

Mama's profile/プロフィール

武田 美保

武田 美保 【フラワーデザイナー】

記事テーマ

お部屋をオシャレに☆インテリアとして飾るフラワーデザインを楽しもう♪

「1輪の花あしらいでお部屋が劇的にオシャレ空間に大変身!」をコンセプトにフラワーデザインのプラスαなテクニックをお伝えしていきます。身近にある素材を使用して、雑貨屋さんに置いてあるようなオシャレなアレンジメントやベースを手作りしてみませんか?インテリアとして飾ることのできる新しい形のフラワーアレンジメントを親子でご一緒にお楽しみください。

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