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ママの体調不良

痔・便秘 ママの病気・健康 教えて!ドクター

(2023年 春号 掲載)

家族にも、気づかれないカラダの不調、朝起きたら、顔がむくんでいた。食事をすると胃がもたれる、夕方になるとカラダが重くなる、なかなか寝つけない、ということ、ありませんか。子どもたちのことで、1日が過ぎていく毎日、ほんのちょっとだけ、きょうは自分のこと、考えてみませんか。

健康って、何でしょうか。それは、健(すこ)やかに、康(やす)らかに、毎日を送ることです。

人のカラダは、ひとつひとつの細胞がすべてつながっています。細胞が集まると組織になり、組織が集まると臓器になり、臓器が集まると人になります。心臓と肺はつながっています。お腹の中では、胃から小腸、大腸までつながっています。全ての臓器が影響し合って、働いています。もちろん、子宮と卵巣も、まわりの影響を受けています。とくに女性は骨盤という狭い空間に、膀胱、子宮、卵巣、大腸、直腸が、あります。どれかひとつの調子が悪いと、まわりの臓器にも影響がでます。例えば、膀胱炎になるとすぐ後ろにある子宮に影響を与え、大腸に便がたまっていると子宮が圧迫される。どうです、思い当たる節はありませんか。

便の状態を観察する

多忙な日々を健康に過ごすために、健康管理の簡単な方法を身につけてみましょう。

美味しいものを食べたり、あり合わせで食べても、出てくるものは、尿と便です。尿は、余分な水分に、不要な成分が混ざったものです。便は、消化し終わった残りカスが10〜30%、残りは、腸内細菌の死骸です。そこに、水分が加わるのですが、大腸を通過する時間が短いと、水様便(下痢)に、大腸を通過する時間が長いと固い便(便秘)になります。

つまり、便の状態を観察することで、腸内細菌の状態、大腸の状態、お腹の中の状態などがわかるわけです。

❶腸内細菌の状態について

人のカラダには、沢山のバイ菌が住んでいます。皮膚には、ニキビの原因となるアクネ菌、胃には、胃潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌、大腸には、腸内細菌が住んでいます。中でも、腸内細菌は、人が消化吸収することができない食物繊維を分解して、ビタミンやミネラルなど様々な栄養素へ変えてくれます。

❷大腸の状態について

大腸の粘膜は、腸内細菌が暮らす寝床です。カラダに悪影響を及ぼす菌が、侵入しないように免疫が働いています。これを腸管免疫と呼びます。腸内細菌と腸管免疫は、密接な関係にあります。

❸お腹の中の状態について

お腹を冷やすと下痢をするように、よく歩いたり、運動をすると内臓が刺激され、働きが活性化します。内臓の温度や血流によって、臓器の働きが変化します。

「便秘」気味や「下痢」気味になると

便秘になると、力を入れていきむため、肛門に負担がかかり、痔になりやすく、特に経産婦では脱肛(内痔核)になります。また、血圧が上昇して、高齢者では脳出血の原因となります。

下痢になると、便の勢いで肛門粘膜が裂け、切れ痔(裂肛)や血豆(外痔核)になります。肛門周囲の皮膚炎を起こしたり、腹痛の原因になります。

ウイルス感染症(ノロウイルスなど)や細菌感染症(食中毒など)、抗生物質の内服による腸内細菌の乱れなどの一過性の下痢は、数日で改善します。慢性的な下痢の場合は、カラダの冷えや運動不足などが原因となります。

便通の改善方法

お腹の中の状態を改善する必要があります。お腹を温め、運動によってお腹に刺激を与えることが大切です。おへそを中心として時計回りに「の」の字を書くようにマッサージすることで、お腹を温め、内臓に刺激を与えることができます。ホカロン®などをお臍あたりに当てることで、お腹を温めることができます。

次に、食事内容を見直してみましょう。成人女性が1日に摂取する食物繊維の量は、17〜20gが推奨されています。レタスに換算すると、1日7個です。効率よく、食物繊維をとるためには、山菜類(キノコなど)、海藻類(ワカメなど)、根菜類(ゴボウなど)などを中心に献立を考えましょう。腸内細菌を活性化するためにも、食物繊維が重要な栄養素になります。

食物繊維に加えて、発酵食品も、大切です。発酵食品には、動物性発酵食品と植物性発酵食品があります。動物性発酵食品とは、ヨーグルト、バターなど乳製品を発酵させたもの、植物性発酵食品は、納豆、味噌、漬物など大豆や野菜を発酵させたものです。どちらか一方だけ、摂取するのではなく、両方の発酵食品をとることをお勧めします。

便通を改善することで、健康管理をしてみましょう。セルフメディケーション、自分の力で健康を保つことが大切です。

 

今津嘉宏先生

日本外科学会 専門医、日本東洋医学会 指導医。慶應義塾大学病院、南多摩病院(旧 国保南多摩病院)、霞ヶ浦医療センター(旧 国立霞ヶ浦病院)、恩賜財団東京都済生会中央病院などに勤務。2013年に東京都港区に「芝大門 いまづクリニック」を開業。著書は『子どもの心と体を守る「冷えとり養生」』(青春出版社)など多数。

今津嘉宏

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