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両立家庭は、パパも一緒に子育て参加/2014年11月

夫の子育て参加のきっかけづくり

お腹に10ヵ月もの間いた赤ちゃん。最初は豆粒のように小さく超音波でようやく見える程度だった赤ちゃんも、安定期を過ぎるとお腹も膨らみ目立ち始めて、だんだんと重みを増して、そのうちお腹の上から触っていると手足で蹴るのがわかるほどに! 臨月には体を起こすのにも精一杯・・・! お腹の中にいるわが子を感じて、変化を共にしてきたママは、時間とともにわが子の存在を身近に感じやすく、出産までの間に自然と親になる気持ちの準備ができてきます。

 

一方で、夫であるパパはどうでしょう? 妻の体の変化を間近に見つつ、なかなか「子どもを持つ」実感を持つきっかけを実は持ちづらいのではないでしょうか。日に日にお母さんになっていく妻を尻目に、気持ちは置いてけぼりになっていませんか・・・?

 

せっかく2人の間に子どもを授かったのですから、一緒に赤ちゃんの存在を感じて気持ちも高めていきたいですよね。そして、特に、これから共働きを考えている夫婦ならなおさら、パパの子育て参加が大切になってきます。今回は、妊娠期からできるパパの自然な子育て参加についてご紹介します。

はじめの一歩~出産まで~

毎月来るはずのものが来ないな・・・? もしかして・・・??と初めて検査薬や産婦人科を訪れるのは早くても妊娠2ヵ月目頃でしょうか。まだまだお腹の中では、ようやく心拍が確認できるくらいの、小豆くらいの小さな殻の中に入っています。この頃はママであるあなたも、まだ子どもを授かった実感を持つのは難しいかもしれません。

 

これから、3ヵ月、4ヵ月、5ヵ月と日を追うごとに驚くほどの成長をして、人間らしく、またママの体の外に出る時に備えて栄養を蓄えていきます。夫がパパになるチャンスは、この日々から実は始まっています。最近の妊婦検診では、毎回、超音波などで赤ちゃんの育ち具合を見せてくれ、写真やUSBで記録してくれたり、少し成長してからは、心臓の音を聞かせてくれる産院も出てきています。検診が土曜日や、夫の仕事が休みの日に予約を取ることができる日は、ぜひ一緒に付き添ってもらったり、また写真を見せて、検診の時に産婦人科さんから伝えてもらった子どもの様子や、あなたが感じたことを丁寧に伝えてみてください。

 

お腹の中にいるわが子の成長や、親になる感動やとまどいを互いに共有することで、一緒に親になっていく。このような少しの歩み寄りの積み重ねが夫がパパになる実感を持つきっかけになっていきます。

 

また、今は自治体や子育て支援団体が主催する父親学級(パパママ学級)も多く開催されています。出産にまつわるお話や、沐浴体験や肌着の着替え方、お腹に妊婦のようなおもりをつけて歩く「妊婦体験」から、実際に赤ちゃんを持った夫婦との触れ合いまで、赤ちゃんが生まれた後の子育てを体験できるプログラムは、出産後のことを具体的に想像して気持ちの準備をすることができるよい機会です。私が参加した時も、15組いた中で14組の家族が夫婦で参加をしていました(驚くべき参加率!)。

出産から生まれてからの話

さて、10ヵ月の時が過ぎていよいよ出産です。もうそろそろかとドキドキしながら迎える出産。夫にはどう関わってもらいたいですか? 一生に一度しかない機会です。生まれる前に、夫はどうしたいのか、あなたはどうして欲しいと思っているのか。当日のことを話し合ってみてくださいね。立ち会い出産でお産を同室で手伝ってもらうには、それぞれの夫婦の考えがあります。同室での立ち会いではなくても、わが子が生まれる瞬間を、扉のそばにいて、産声を聞いてもらい、誕生後のわが子を抱っこしてもらうのも、とても感動的なものです。家族ならではの、誕生の瞬間です。夫婦ともに後悔しないように、準備をしておくことをおすすめします。

 

出産後、退院してからは目の前にわが子がいます。親として今までとは全く生活も変化して、新しい毎日が始まります。始めは母乳で育てるという方も多いと思いますが、この「母乳」が赤ちゃんが、泣く理由もわからず右往左往する時にとても役立ちます。それと同時に、夫が抱っこしても泣きやませることができず、アタフタ、、どうせおっぱいが出ないから・・・!と気持ちが一歩引いてしまうという話もよく聞きます。

 

ここで、パパが子育て戦線から離れてしまうのは、とてももったいないことです。出産した後のこの時期こそが、妻であるあなたが夫の子育て参加をサポートする大切な時期でもあります。パパでも、いや、パパだからこそできる赤ちゃんケアは一体何でしょうか? よく、ママの産後の体が回復するまでの間に、力がいる「沐浴(赤ちゃんの入浴)」や、「寝かしつけのゆらゆら抱っこ」をパパの役割としてお願いするという声を聞きます。そう、赤ちゃんを抱える力のいる仕事はまさにパパの出番なのです。

 

最初は初めてのことに慣れずに、ドキドキしつつ、見ている方もハラハラ・・・!なんてこともあるかもしれませんが、一緒に見守りながらお任せしていると、1~2週間も経てばパパも手慣れてくるものです。最初から完璧にできるパパはいません。少しずつ一緒に親になっていく気持ちで、パパの出番を作っていくのも、仕事も子育ても夫婦で両立していくママの大切な役割です。

本番は、ママが仕事復帰をしてから

一緒に子育てをしてきて数ヵ月。ママだから・・・!と気負って一人でやろうとするよりも、シェアして一緒に子育てをしていくことで、大変さは半分、喜びは2倍にも3倍にもなります。そう、本番はこれからです。育児休暇から復帰すると、ママの生活も一気に仕事モードが入ってきます。この時ほど、夫婦の協力が必要、そして不可欠になります・・・!

 

今や保育園の送り迎えにいくと、半分以上は男性が朝の送りという状況も日常になってきています。フルタイムで働く女性も増えてきた中、お互いが無理を続けず、働き続けることができるようにするには、夫婦でお互いに協力して子育てに関わって一緒に乗り切っていくことが大切です。

 

こんな時、両立を始めてから、あなたが仕事と家庭と育児のバランスを取ることができなくなって、初めて夫にヘルプを出したのでは、夫もパパとして準備体操も助走もできていない状態から、急に走りだすのはとても大変なことです。人は急に変わることができません。だからこそ、子どもが生まれる前から、一緒に気持ちの準備から共にしていくつもりで、親になっていきませんか? 準備ができていれば、両立して働きながら、共に子育てに参加していくことは、それほど難しいことではありません。

 

今はパパの子育て参加を支援する団体もあります。ぜひ一緒にパパのきっかけづくりを手伝ってみてくださいね(※お知らせ欄参照)

Information/お知らせ

♦NPO法人ファザーリングジャパン

http://fathering.jp/ 

Mama's profile/プロフィール

佐藤 若紗

佐藤 若紗 【キャリア・カウンセラー ㈱キャリア・マム 新規事業担当】

記事テーマ

出産をきっかけに作ろう「働き方マップ」〜ママだからこそ、自信を持って両立を!〜

子育て世代のママが出産を機に考える事が多い、「育児と仕事の両立」について、出産しても働きたいママが今後のキャリアを築いていくヒントをお届けします。 在宅勤務や時短などの多様な働き方から、使ってみたい便利サービス、ママ視点を活かした働き方など、知っておきたい仕事のあれこれから、保活やママ友づくりなど産後のリアルな体験までお伝えしていきます。

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