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キャリアと育児の関係/2014年3月

キャリアと育児

いよいよ入園卒園シーズン。桜のつぼみが膨らむ季節が近づいてきました。この春先から働き始めるお母さんは、保育園や学童にお子さんを預ける準備をされている頃でしょうか。

 

住んでいる地域によって状況は大きく変わってきますが、激戦区と呼ばれる地域では、「職場の復帰が決まっているけど子どもの預け先が決まらない!」と最後まで奔走されている方もいらっしゃるかもしれません。今回は、お子さんを授かったという方や、これから保活を始める方向けに、「キャリアと育児」について書いていきたいと思います。

 

キャリア(働くこと)には様々なライフイベントが関わってきますが、こと出産に関しては大きな影響力を持つといいます。

出産後は今と別世界と思うべし!

人間の赤ちゃんは、自力でご飯を食べ、立ち上がり・・・、生きていく力を身につけるまでには多くの時間を必要とします。1人目の出産だと、想像していなかった世界がそこにはあります。お腹の大きな頃、「生まれてからが大変」 とよく言いますが、初めての出産を控えている時、そこに実感はありません。


生まれたばかりの赤ちゃんは時間もまわりの都合も関係なく、いつでも泣きます。日中も泣いているか、ミルクを飲むか、寝ているか。そっと寝かせようと慎重に慎重にベッドに置いてみるその瞬間、背中にスイッチがあったかの様に大泣きしてしまう。夜にまとめて寝ない赤ちゃんだと、1歳近くになっても、お母さんの睡眠は正味2~3時間ということも・・・!

 

自分の体に無理さえしなければ、自由に行動ができるのは産まれる前の時期です。だからこそ、「何かを始めるも、行動するも子どもを授かってから産む前までに・・・!」 これを本当にお勧めしたいと思います。また、両立のための準備も、自分の体さえ良ければ行動に自由が利く産前の方がよほど機動的ですから、  

産前にぜひ検討したいこと

お子さんが授かった時から、どの様に子育てしていきたいのか、またどの様に働きたいのか想いを巡らせてみます。そして、徐々に働き方をできるだけ明確にしていきます。また、家族や親戚などと一緒に話し合っておくと、協力する側も準備がしやすく連携をよりスムーズにする助けにもなります。

 

【検討したいこと】

 ・ 産後の働き方

  (フルタイムか時短か、パートタイムか、はたまた時間にある程度自由の利く働き方か)

 ・ 復帰の時期と育児(保育サービスの活用や、復帰に向けた子どもの生活リズム) 

 ・ 復帰後のタイムテーブル

 ・ 両立のハードルになりそうなことと解決策

  (時短家事の方法や、両立支援を行っている公的・民間のサービスなど)

 ・ 家族や親戚など周囲から得られる協力

 

これから初めての出産をするのに、これら全てを決めておくなんて大変だわ!ということもあるかと思います。もちろん、まずは無事に出産することが1番です。大切なのは周囲から話をきいてみたり、家族で話し合ったりと意識しておくことです。できることは1つでも進めておいた方が産後が少しでも楽になる、という程度に捉えてみてください。

まだまだハードルが高い都市部の保活

子連れ出勤や在宅勤務、おうち起業などのケースを除いて、多くの場合、働くということは、子どもを保育施設や親族などに預けることになります。


自治体によって状況は大きく異なりますが、主に都市部では園の広さや保育士1人当たりの児童数などに一定の規定が設けられている認可保育園への入所については、フルタイムで働いてきた方でも入所が叶わないケースも多くあり、現在もハードルの高いものになっています。

産前に育て方、働き方を検討して頂きたいのも、このことが大きな理由です。早めに行動することで結果が変わることもあります。

 

 認可保育園であれば、居住地区や預け先の自治体に入所の審査基準や、例年の入所状況を聞くところから始まります。この基準は自治体ごとに違いますから注意が必要です。子を預ける前年の状況と、審査基準をもとに自身の点数を見てみると、入所が難しいか容易なのかの目安をつけることはできます。入所できない可能性があるならば、入所を近づけるための手を打ち、また他の選択肢を考えることになります。

 

認可保育園以外の保育関連施設は直接、施設を運営する団体に問い合わせをします。施設見学などは、産後の体で赤ちゃん連れで行くことを考えると、できれば産前にいくつか進めておくとスムーズです。

これから働くパパママへ

実際に子育てをしてみると、かわいい盛りの子どもの側にいたいという思いが芽生えることもあると思います。職場復帰が近づく頃になると、まだまだ小さい子どもを預けることへの葛藤を覚えることもあると思います。

 

そうした思いも自身の内面から湧いてくる正直な想いです。しっかりと受けとめてみてください。子どもの成長に多くの大人が関わることも、早くに集団生活に入ることも、子どもにとって良い点もあります。周囲の友だちから刺激を受けて、私たちが驚くような成長をすることもあるでしょう。働き方にも子育てにも、全ての人にとって良い方法なんて、きっとありません。あなたと子ども、家族がどの様に生きていくかが大切です。

 

今まで子連れで少しずつリハビリ仕事をしていた私自身も、これから本格的に復帰していくことになります。これからの両立生活、大変なことも楽しいことも、目まぐるしくやってくるかと思います。周囲の協力も得ながら、葛藤して、模索して、1歩1歩進んでいきましょう。進んでいく中で、私たちなりの幸せを築いていけると信じて・・・!!

Mama's profile/プロフィール

佐藤 若紗

佐藤 若紗 【キャリア・カウンセラー ㈱キャリア・マム 新規事業担当】

記事テーマ

出産をきっかけに作ろう「働き方マップ」〜ママだからこそ、自信を持って両立を!〜

子育て世代のママが出産を機に考える事が多い、「育児と仕事の両立」について、出産しても働きたいママが今後のキャリアを築いていくヒントをお届けします。 在宅勤務や時短などの多様な働き方から、使ってみたい便利サービス、ママ視点を活かした働き方など、知っておきたい仕事のあれこれから、保活やママ友づくりなど産後のリアルな体験までお伝えしていきます。

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