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女性のライフイベントと働き方/2014年10月

女性特有のライフイベント”出産”

 女性の一生には結婚、出産、介護をはじめとして、多くのライフイベントがあります。そして、日本ではこれらのライフイベントが  女性の働き方を左右してきた、社会的な背景があります。結婚をしたら会社を辞めることが当たり前にあった時代から比べると、今は環境は大きく変わってきていて、今や結婚後の継続就業率は格段に上がっています。

 パートナーとの共働き率も上がってきた中で、性別に捉われすぎることなく、家事や子育てにお互いが協力していく家庭も増えてきましたが、年代別の女性の就業率のグラフを見てみると、状況は変わってきているものの、出産年齢の前後で一度就業率がガクンと下がるM字カーブ減少は、依然としてあります。

 女性は基本的に出産を代わってもらうことはできません。出産は、自身が思っている以上に体に負担がかかります。その後の育児も、子どもが自分の足で歩き、離乳食を卒業するにも1年はかかりますから、その労力は言わずもがな、です。特に幼少期までの子育ての負担が母に傾きがちです。

 今や法律でも守られて、企業の産前産後の制度も整えられてきているにも関わらず、出産による離職は未だにあります。大企業でこそ、人事上の様々な取組みで、出産・育児と仕事の両立が進められ、育児の大変な時期を支援することで、継続して就労できる方も増えてきています。しかし、中小企業をはじめ、人数に余裕が無い中、出産によって仕事に開けてしまう穴を、社内のリソースで埋めることが難しいなど、出産後仕事を続け難い状況があります。

子育て中もキャリアを継続することの意味 

 社会人として、また親として、子として、妻として・・・と様々な役割を抱える中で、働き続けることは簡単なことではありません。もちろん、働き続けることだけが答えではないですが、離職をしてブランクが長いほどに、復帰をするハードルは高くなっていきます。もし、あなたが今の仕事や、職場の環境に満足をしていて、できることならこの先続けたいと考えているなら、育児休暇や、短時間勤務など、子育ての大変な期間に職場の支援を活用して、キャリアを途絶えさせない方法があります。

 最近では、育児休暇中に、在宅でできる範囲の仕事を続けていても、育児休暇手当がもらえるようになりました。これは、例えば中小企業など、出産のためにできた仕事の穴を、育児休暇期間中に自分で埋められるようにもなるということです。ブランクが空きすぎない様に、子育てに負担のない範囲で、仕事に触れ、感覚を鈍らせないことにも役立ちます。

 また、一度会社を離れてしまった場合は、その後の復帰を考えるのであれば、できるだけ〝完全に仕事から離れてしまう期間”を少なくすることが大切です。時間の制約や、子どもの風邪で急に休まなくてはいけなくなるなど、今までの働き方のペースを落として、納得のいく仕事ができない時期も出てくるかと思います。子育てが落ち着いて、また働ける時がくるまでの充電期間だと思って、しっかり周囲のサポートを受け入れて、乗り切ってほしいと思います。 

女性でも男性でもいい! それは仕事も子育ても。

子育ては、母にバランスが傾きがち・・・にはなりますが、最近は男性と女性との役割分担にも、変化が出てきました。共働き家庭では、特に「自分たちの家庭ならでは」の役割分担を考えることが大切です。

それは、仕事も子育ても家事も同じで、どちらかが仕事に重点を置かなくてはいけない期間は、お互いの状況をサポートして、その期間は子育てや家事は片方が多めに担当してみる、休日の係りは逆に手伝ってもらった側がやってみるなど・・・

家庭全体をみて、やりくりしていけばよいのですから、全てをできなくてもよいのです。また、全部完璧にこなそうと思うと大変ですから、例えば家が片付いていなくていても、ほどほどに、家族が健康で日常を乗り切っていくことができる、できる範囲でいいと割り切りも必要です。

女性が働いて男性がおいしい料理を作って待っている。パパが専業主夫で、子どものお弁当作りや幼稚園への送り迎えをする。もちろん、共働きで働いてという家庭もあれば、妻が専業主婦で夫が平日遅くまで働くという家庭もあるでしょう。それでもいいのです。自分たちならではのよいバランスを見つけていってみてくださいね!

Mama's profile/プロフィール

佐藤 若紗

佐藤 若紗 【キャリア・カウンセラー ㈱キャリア・マム 新規事業担当】

記事テーマ

出産をきっかけに作ろう「働き方マップ」〜ママだからこそ、自信を持って両立を!〜

子育て世代のママが出産を機に考える事が多い、「育児と仕事の両立」について、出産しても働きたいママが今後のキャリアを築いていくヒントをお届けします。 在宅勤務や時短などの多様な働き方から、使ってみたい便利サービス、ママ視点を活かした働き方など、知っておきたい仕事のあれこれから、保活やママ友づくりなど産後のリアルな体験までお伝えしていきます。

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