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ほけんだより(感染性胃腸炎流行時の嘔吐の処理方法)/2016年12月

感染性胃腸炎に注意!

 嘔吐.pngノロウイルスなどの感染性胃腸炎の患者さんが増えていると東京都からも「流行警報」が出されました。1回だけ症状が出てすぐよくなるケースから、何日も症状が続くケースと症状も様々です。この時期の胃腸炎は感染力も強く、家族内でもすぐ蔓延してしまうので、手洗い・うがいを徹底し予防につとめていきましょう。

 室内にウイルスや菌を停滞させないように、こまめに換気をしたり、加湿をして乾燥しないように心掛けていきましょう。(たいていのウイルスは湿度30%↓だと増殖しやすいです)

準備するもの

●0.1%消毒液(塩素系のもの)

  *ピューラックス・ミルトン・キッチンハイターなどを使用

●空のペットボトル

●使い捨ての手袋・マスク

●捨ててもいい布や紙(新聞紙など)

●ビニール袋

消毒液の作り方

注意:商品により次亜塩素酸ナトリウムの濃度が違うので確認しましょう。

 

下記は原液濃度6%の場合(ピューラックス)

≪0.1%消毒液(吐物の清掃に使用)≫

0.1.png

≪0.02%消毒液(環境整備・リネンなどに使用)≫

0.02.png

 

◎原液濃度別の希釈の目安◎

【0.02%消毒液】

  原液濃度1%(ミルトン)→50倍にする 原液20ml+水道水1L

  原液濃度6%(ピューラックス)→300倍にする 原液5ml+水道水1L

  原液濃度12%(キッチンハイター)→600倍にする 原液2ml+水道水1L

【0.1%消毒液】

  原液濃度1%(ミルトン)→10倍にする 原液110ml+水道水1L

  原液濃度6%(ピューラックス)→60倍にする 原液20ml+水道水1L

  原液濃度12%(キッチンハイター)→120倍にする 原液10ml+水道水1L

 

*ペットボトルを利用して作るときは、ペットボトルのキャップ1杯が約5mlです。

*次亜塩素酸ナトリウムは時間が経つにつれ、効果が減っていきます。

吐物の処理方法は?

①吐物から子どもを離すopen_close_window.png

②窓を開け換気

③使い捨て手袋・マスクをする

④捨ててもいい布や紙で拭き取る(外側から中央に向けて拭き取る)

⑤使用した布や紙等はすぐビニールに入れ、消毒液を染み込ませ、しっかり閉じる 

⑥吐物が付着していた床とその周囲に布や紙で覆い、消毒液を染み込ませ、浸すように拭く(カーペットなどは変色する可能性あり)

⑦⑥後、10分程度たったら水拭き

⑧手洗い

汚れた衣類・リネンはどうするの?

 0.02000. 0.02%の消毒液に30分つけるか、85度以上のお湯で1分以上煮沸し、ほかの洗濯物と分けて洗濯します。

菌は乾燥して空気中に舞う可能性もあるので、処理をする際には飛び散らないように注意しましょう。

Mama's profile/プロフィール

青木 美和子

青木 美和子 ー保育園看護師、ベビーマッサージ講師ー

記事テーマ

乳幼児のママのための『ほけんだより』

「この時期、何に注意したらいいの?」「どう対処したらいいの?」など、乳幼児に対する季節ごとの保健情報や保健教育について、ハッピーノート.comの『ほけんだより』としてわかりやすく発信していきます。ご家庭で取り入れるヒントにしてくださいね。

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