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冬のお部屋に生花パワーを/2014年1月

「おうち花育」の出番です

冬らしく冷え込む日が続いていますね。皆さんいかがお過ごしですか?

まだお子さんが小さいママやプレママの皆さんの中には、こんな寒い時期にお出かけするのが難しい方も多いのではないかしら?と思います。「花屋さんへ出かけよう」「お庭に花を植えようかな?」とは、とても思えませんよね。そんな時こそ「おうち花育」の出番です。お部屋の中に花が一輪あるだけで、空気まで元気になるような感じを味わって頂きたくて、こんなアイディアをご提案したいと思います。

視線の先に花を飾る

小さなお子さんのいらっしゃるご家庭では、テーブルに花をあしらったり、チェストに花瓶を置いたりするのは難しいかもしれません。ママが気分よく飾った花を小さな手が悪気なく触ってしまって、親子でかなしい気持ちになってしまう…なんていうことには、できればなりたくないものです。それならば、少し高いところへ飾るのはどうでしょう? 小さな空き瓶などに花をあしらって、それを壁にかけて吊るしたり、リースなどに留め付けてみたり。いつもと同じ部屋なのに、ふと視線を上げた先に花があると少しだけ新鮮な感じがします。目線の高さなら、背の高いパパにも気づいてもらえるかもしれませんね。

 

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生きているものと向き合うひととき

ちょっと大げさかもしれませんが、花はその場の空気をいきいきとしたものに変える魔法が使えるような気がします。そんな生花パワーを冬のお部屋に迎え入れれば、寒さなんてなんのその。「生花はすぐに枯れるから」と思われる方も少なくないでしょうが、それこそが「生きている」ということ。花びらが開ききってしまった頃や、朽ちていく姿さえも愛おしく美しいものもありますし、枯れたり色が変わったりする様子が面白いものもあります。そういう変化ともじっくり向き合えるのが「おうち花育」のよいところ。水を替えたり、傷んだところを取りのぞいたりと、確かにひと手間かけてあげる必要はありますが、そこは無理なくゆるゆるとで大丈夫。生きているものと向きあうひとときから受け取る「心地よさ」を楽しんでみてください。それに、日々、様子が変わる花たちを見ながら、親子でおしゃべりするのも楽しいですし、これも「花育」のうち。自由な発想をお話ししてくれる様子に、「そうか…この子にはそんな風に見えるのね!」と、お子さんの新しい一面に出会える喜びも楽しんでみてください。

準備するモノあれこれ

:: 用意するもの ::

・ 好きな花一輪、または葉っぱやツルなどをほんの少しだけ。

・ 小さな空き瓶 

・ 麻ひもやワイヤー 

・ リースベース(お好みで)

 

花は花屋さんへ行かなくても、皆さんの身近にあるもので充分。庭やベランダからでもいいですし、寒さの穏やかな日の散歩で見つけたものでもOK。

少しだけ水を入れた瓶にそっと挿すだけ。あとは瓶の口に麻ひもやワイヤーをぐるぐるっと巻きつければ吊るすものの出来上がり。瓶をリースベースに留め付けて、フックなどで壁にかけてもいいですね。部屋の中で花を吊るしておけそうな場所を選びましょう。我が家の場合は写真のように、チェストの蝶つがいの金具に引っかけることが多いです。万が一、落ちてしまった場合のことも考えながら安全な場所を選びましょう。くれぐれも落ちないようにしっかり固定してください。

Mama's profile/プロフィール

西野 佳衣子

西野 佳衣子 【花育士・フラワースタイリスト】

記事テーマ

ママも子どもも家族も笑顔になる!…花のある暮らしをはじめませんか?

花に触れている時の子どもたちは、瞳がキラキラしていて穏やかで優しい笑顔…本当に愛らしいのです。花はみんなを笑顔にしてくれます。家族の笑顔があふれるよう、気軽に花を暮らしの中に取り入れてみましょう!親子で過ごすひとときを花と一緒に楽しむため、日本&海外の花行事、季節の旬な花選び、小さなお子さまとも楽しめるアレンジなどもお伝えしていきます。

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