子どもの目のことならハッピーノート.com

育児・子育て支援サイト ハッピー・ノート.com
ハッピー・ノートドットコムとは RSSフィード メルマガ登録
  • ウェルカムベビーの結婚式場
  • ウェルカムベビーのお宿

先天性鼻涙管閉塞で、手術を受けるように指導された(1歳6ヶ月)

子どもの病気 子育て応援隊のズバリ!アドバイス

先天性鼻涙管閉塞で、手術を受けるように指導された(1歳6ヶ月)

息子は3ヵ月健診で「先天性鼻涙管閉塞の治療が必要なようです」と言われました。マッサージや目薬による治療を続けたのですがよくならず、次に手術を受けるように指導されています。

こんな小さな子に手術をするのかと思うと怖かったし、転勤で引越してしまい手術は受けずじまい。目やにが出やすいのはこの病気のせいですか?

アドバイス お悩み・相談は、ミキハウス子育て総研のスタッフがよく読み、200名以上の子育て応援団(専門アドバイザー)の中から適切な方にアドバイスを依頼しました。

乾燥を防ぐために目は涙で常に潤されています。涙腺から分泌された涙は、目を潤したのち上下まぶたの内側にある涙点という穴から涙小管へと流れ込み、さらに鼻涙管を通って鼻に排出されます。
大泣きすると鼻水が出ますよね。これは涙が鼻へ流れ出たからなのです。

さらに風邪をひいて涙目になった経験もあるでしょう。鼻汁などで鼻がつまったために、鼻涙管もふさがり、涙の排出ができずに生じたもの。
これと同様の理由で涙目になるのが先天性鼻涙管閉塞です。

生まれつき鼻涙管に薄い膜が張っているため、涙が排出されないのです。この場合、生後まもなく涙目や目やにが認められます。しかしこの膜は、通常生後1ヶ月頃までに消失してしまいます。

生後2ヶ月を過ぎても症状が改善しない際は、自然治癒が難しいと診断されます。
そうなると最初にまぶたのマッサージや点眼薬による治療を。効果が上がらなければ、ブジーという細い針金を鼻涙管に挿入して薄い膜を破り開通を図ります。1回で成功する場合もあり、日をかえて2~3回繰り返さねばならないケースもあります。

この病気は視力の発達には影響を及ぼしません。
しかし細菌の繁殖といった問題が起きやすいため、眼科での早期治療をお勧めします。

医師 小児科:羽根靖之

アドバイザー紹介

羽根靖之
医師 小児科

医療法人童心会理事長。医学博士、小児科専門医。順天堂大学医学部卒業。東京女子医大および三重大学医学部にて研修。国立三重病院腎臓病棟主任、県立志摩病院小児科医長等を経て、平成5年に開業。現在は分院の「志摩こどもの城クリニック」(三重県志摩市)で病児保育を、本院の「はね小児科医院」(三重県鳥羽市)では発達障害児のデイケアサービスにも取り組んでいる。

この記事に投票しよう


この記事のみんなの評価

0

0

0

この記事にコメントしよう

コメントを見る


注目TOPICS

あなたのお悩みを、アドバイザーに相談してみませんか。

ミキハウス子育て総研のスタッフが、あなたのお悩み・相談をよく読み200名以上の子育て応援団の中から適切な数名の方にアドバイスを依頼します。※子育て応援団とは、医師・保育士・栄養士その他の有資格者や先輩ママで構成された専門アドバイザーです。
  • お悩み相談はこちら
  • アドバイザー一覧へ

ココもみてね!ココもみてね!

  • ウェルカムベビーの結婚式場
  • ウェルカムベビーのお宿
Happy-Note
Happy-Note 2024特別増刊号
Happy-Note For マタニティ
Happy-Note For mum

注目トピックス

Weeklyゴーゴーリサーチ ★投票受付中★

今週の投票

どうする・どうした初節句のお祝い
抽選で5名様に『図書カード500円分』をプレゼント。
投票する
今週のプレゼント
ミキハウス子育て総研の認定評価事業
  • 「子育てにやさしい住まいと環境」子育て支援のマンションと住宅
  • 小学生に贈りたい住まいと環境
  • 「ウェルカム“子育て・シニア”共生住宅」シニアとの多世代共生型住宅
  • ウェルカムファミリーの子育てスマートホーム
  • 「ウェルカムファミリーの自治体」安心して移住できる地域を選定
  • 「ウェルカムベビーのお宿」赤ちゃん連れ安心!認定の宿泊施設
  • 「Child-friendly HOTEL for travelers」お子さま連れ訪日外国人にオススメの宿泊施設
  • 「ウェルカムファミリーのスキー場&スノーパーク」スノーデビューにおすすめの認定スキー場
  • 「ウェルカムファミリーの観光地」お子さま連れにおすすめの観光地
  • 「ウェルカムベビーの観光施設」お子さまと楽しくおでかけできる観光施設
  • 「ウェルカムベビーの結婚式場」赤ちゃん連れにも優しい会場で素敵な式を
  • 「ウェルカムベビーの神社」赤ちゃん連れにも安心の認定の神社
  • 「子どもを通わせたい保育園」保護者の支持の高い先駆的保育園を選定
Happy-Note編集部twitter
ハッピー・ノート編集部ブログ
ハッピー・ノート編集部フェイスブック

このページのトップへ

Copyright © 2011 Mikihouse child & family research and marketing institute inc. All rights reserved.