前回の記事「5分でできる整理収納」はいかがでしたでしょうか?
前回お伝えした例は、全てが小さいモノでした。
実践されてみた方は、小さなモノでも、5分でも整理するだけで違いを認識できたはずです。
今回は、その小さいモノの整理の重要性をお伝えいたします。
お片付けをするとき、お片付けの悩みを話すとき、大きなものをどうしようかという声をよく耳にします。
ファンヒーターや扇風機の季節もの、お雛様や兜からスーツケースまで、クローゼットの中で場所をとるけれど、使用するのは年に1回あるかないか。
大きいから目につきやすいですが、このようなモノの置き場所や出しやすさ・しまいやすさを考え優先していくよりも、日常使う小さいモノの使いやすさを優先していくほうが断然暮らしやすい住まい造りができます。
小さいモノは場所をとらないので、つい溜めこんでしまいがちです。
ボールペンが代表例にあげられます。
ノベルティ物など、実際同時に何本ものボールペンを使うことはないのに、家の中に何本ものボールペンを溜めこんでいるのでしょうというお宅もあります。
「タダだから」ともらうことは避けたほうがよいでしょう。
断る努力も必要です。
「家にモノを入れない」ということに意識をおくとよいでしょう。
なぜ小物の整理収納が重要なのか。
整理収納には基本的に決まった順位はなく、ご自身のライフスタイルなどを考えたうえで優先順位を決定していきますが、ここでいう重要性とは「探し物をなくす」ために重要ということを述べていきます。
小さいモノほど、どこに置いたか忘れてしまい探し回るはめになったという経験は、きっとどなたにもあることでしょう。
ですから小さいモノほど、徹底した管理が必要です。
羽鳥 ともえ 【tranquillo主宰】
記事テーマ
現代の社会は、「モノ」「情報」の量が非常に多く、自分にとって本当に必要なモノは何か?と判断することが難しい時代です。「モノ」「情報」に支配されることなく、自らが選び取り、上手く付き合うことが大切です。モノで溢れかえる自宅をスッキリさせ、自宅が一番落ち着く場所・家族の笑顔が満ち溢れる場所にする方法をお片づけのプロがお伝えしていきます。