入学準備にぴったり！すうかあどでかずに強くなろう｜輝くママ

入学準備にぴったり！すうかあどでかずに強くなろう/2016年9月

すうかあどもいろいろな種類があります

今回から数回にわたり、すうかあどを使ったかずのお勉強法についてお話しします。

さんすうせっとのすうかあど。

多く目にするのは、１枚のカードに大きくすうじが書かれたものですが、

意外と、色々な種類があります。

０から１０の数字だけが書かれたものもあれば

裏にまるやリンゴなどが描かれたものもあります。　

量感や大きな数字を学習することができる

１００以上のすうかあどもあります。

でも、すうかあどってどうやって使えばいいのでしょうか。

数がかいてあるだけだし、使い方がわかりにくですよね。

でも、このすうかあど。

算数のお勉強にとても役立つのです。

特に小学校入学をひかえたお子さまには

ぜひ、ふれてほしい教材のひとつです。

数え上げ

数を学ぶ第一歩は数え上げです。

量感がわからない子でも「数を数える」ことはできます。

お風呂で湯船につかりながら

パパやママといっしょに

「１０まで数えたらあがろうね」と

１から１０までかぞえる体験が、数えあげを覚えるきっかけでしょうか。

そして、大人のマネをしているうちに、

「ぼく、100までかぞえることができるよ！」

という子が増えてきます。

数字を１から順に　「１、２、３、４…」と数え上げてはいるのですが、

実は、数字ではなく「いち、に、さん、し…」と

言葉を並べていただけといったことはよくあります。

これでは、本当に1から100という数字を理解できているとはいえませんよね。

すうかあどを並べましょう

すうかあどを数え上げながら順番にならべていくことで

数のならびや量感を学ぶことができます。

まずは、１から１０のカードではじめましょう。

バラバラなった　すうかあどを

ちいさいかずから順に　ならべましょう。

次に間にあるカードを　お子さまに見えないようにして

１枚裏返します。

そして、裏返したのはどの数字か　たずねてみましょう。

おそらく　１から順に数字を数え上げるでしょう。

そして　「３」と　答えた場合は、

まるの数を　一緒に数えましょう。

そして　表に返し、３であることを確認しましょう。

大切なのは数字とかずの量感が一致すること

「１００まで数えることができたよ！」

そう言ってもらえるとうれしいですね。

確かに大切だけど

入学前にもっと大切なのは、

「ひとつは　数字の１であらわす」

「ふたつは　数字の２であらわす」　ということです。

入学前にあせらず、のんびり、楽しく

遊びのなかで数の概念を育てましょう。

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Mama's profile/プロフィール

渡辺貴子【幼児さんすうインストラクター】

記事テーマ

幼児期からできる「さんすうせっと」をつかった算数勉強法

算数につまづく理由に「基本的な数やかたちの概念が身についていない」ということがあります。つまづくと苦手意識がでやすいのが算数ですが、問題解決力を育成できるのも、「わかった！」「できた！」という達成感を味わうことができるのも算数です。幼児期に身につけておきたい算数、低学年でつまづきそうになったらすぐに家庭でできる算数勉強法をお話します。