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子どもの脳育に、お弁当の裏技に「かつおぶし」/2019年4月

お弁当の救世主

春を迎え、入園・入学、入社と日本では新年度のシーズンがやってきましたね。ワクワクする反面、お弁当のプレッシャーが・・・なんて話も聞こえてくることも。お弁当ってお弁当箱に綺麗に詰めたはずなのに、食べるころには汁が漏れてしまっていて、食べる前にひと仕事をした経験がある方も多いのでしょうか。実は「かつおぶし」がそんな場面で救世主になってくれますよ。

おかずカップで

かつおぶしを食卓で使うときは上からパラパラとかけることが多いかと思いますが、お弁当の場合は真逆に使うのが効果的です。おかずカップの一番下にかつおぶしをクッションのようにある程度の量を敷き詰めてから、「お浸し」、「煮物」など汁が出そうなものをのせてお弁当箱に入れるだけ! 汁気を吸ってくれるだけでなく、美味しさもプラスされる相乗効果付きです。他にもお子さまが大好きな缶詰のコーンなども同じように使うことができますよ。

栄養価とうま味もプラスに

汁気があるおかず以外にもいろいろな食材と相性がいいのがかつおぶし。例えば、梅ご飯にかつおぶしをまぶす、ご飯の上に直接海苔を置く前にかつおぶしでワンクッション入れてから海苔を置くと美味しさがアップしますし、卵焼きなどのおかずにかつおぶしを混ぜ込んで作ると風味とうま味が簡単にアップします。また、なかなか摂取しにくい必須アミノ酸もかつおぶしにたくさん含まれているので、成長期にあるお子さまには積極的に取り入れられるといいですね。

弁当.JPG

子どもの脳の働きを高めるかつおぶし

かつおぶしの原料はずばり「生ガツオ」。魚の脂に多く含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)は脳の神経細胞の主成分となり、脳の働きを高めてくれるものです。成長期のお子さまには欠かせない栄養素ですね。でも魚料理は大変!と考える方でもかつおぶしならそのまま使えますし、お弁当にも使いやすいかと思います。これからお弁当作りにデビューされる方も、これまで作ってきた方もかつおぶしをたくさん活用してみてくださいね。

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Mama's profile/プロフィール

鈴木 元美

鈴木 元美 【にんべんだしアンバサダー(講師部)】

記事テーマ

赤ちゃんから大人までに大切な「だし」の魅力について

お子様が生まれ、離乳食が始まる時期になると食を気にされるご家庭が多いかと思います。お子様の食事を大切に考える、ということはご家族の食も見つめなおすチャンスです、効率よく簡単に、楽しく身体に良い「おだし」を取り入れるメリットをいろんなシーンや角度からご紹介させていただきます。

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