2つ目はキーワードからピックアップをする方法です。一般的に肯定的な言葉、例えば、「まじめ」「親切」「健康」…などとキーワードをランダムに書き出し(似たような言葉も含めて100語くらいあげることがお勧めです)、その一覧の言葉の中から相手に該当するものをピックアップしていきます。相手を思い浮かべながら良いところを書き出すのではなく、自分の中の言葉ではないところからピックアップをすることで、「当たり前と思っていたけれどこれも良いところなんだ」「そうそう!こんないいところがあった」と、相手の良さに改めて気づき、再確認することができます。ちなみにネットで「ポジティブな単語 言葉 一覧表」などと検索をすると肯定的な言葉の一覧がまとめられていますので、そちらから相手のあてはまるキーワードをピックアップしていくのもスムーズでお勧めです。
今回は、「当たり前の価値を再認識しよう~相手の良さを再発見!」をテーマに、パパやお子さんとのコミュニケーション法についてご紹介しました。結婚生活を送る中で、時には離婚の文字が頭をよぎることもあるでしょう。そんな時、自分の負の感情は一度脇へ置き、家族との関わり方について少し立ち止まって考えてみませんか。全か無かではなく、複数の選択肢がきっとあるはずです。
《参考文献》
*勇気づけ勉強会ELM講座テキスト(有限会社ヒューマンギルド開発・非売品)
いわもと くみこ 【離婚カウンセラー/勇気づけ子育てコーチ】
記事テーマ
3組に1組が離婚をしている現代。日々の暮らしの中で、「離婚」の二文字が頭によぎった時にママたちへ読んでいただきたいコラムです。親の離婚によって子どもを不幸せにしないことを最終着地点として、「離婚が及ぼす子どもへのダメージ」「離婚を決断する前に自分ができる夫婦再構築の対処法」「それでも離婚となった場合の心構え」についてお伝えしていきます。