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夏の皮膚トラブル

皮ふ・スキンケア 子どもの病気 教えて!ドクター

(2017年 夏号 掲載)

年々暑くなる時期が早まり、4月に真夏日まであります。子どもたちは元気に遊びまわり、汗をかいてあせもができたり、虫に刺されたり、とびひになったりします。夏に多い子どもたちの皮膚のトラブルをいくつか挙げてみました。

あせも

多量の発汗時に皮膚表面に開口している汗管の出口がふやけて塞がり、貯留した汗が周囲へ漏出して起きる症状を汗疹といいます。これがいわゆるあせもです。まず発症させないことが重要で、涼しく風通しのよい状況を作る、大量の発汗時は、シャワーで汗を流したり、柔らかいタオルでよくぬぐって、吸水性のよい衣類を着用する、皮膚表面を清潔にする、などです。〝あせものより〟という化膿した状態では、抗生物質の外用や内服が必要になる場合もあります。

とびひ

虫刺されや湿疹などを引っかいたりして、黄色ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌による細菌感染を起こしたものです。周囲の皮膚へ火事の飛び火のように、あっという間に広がるので、俗にとびひ、医学用語では伝染性膿痂疹と言います。

かゆくてかきむしり、じくじくとしたびらんになります。滲出液や膿が周囲につくとほかの部位に移って、広がりますし、他人にも移ります。

軽い場合は抗生物質の軟膏を塗ってガーゼで覆っておきます。範囲が広い場合や炎症が強い場合は抗生物質の内服が必要になります。患部がきちんと覆ってあれば、登園・登校はかまいません。入浴は、きょうだいがいる場合は他の子どもたちが入った後にします。湯ぶねに入らず、シャワーにしましょう。あわ立てた石鹸で丁寧にそっと洗います。爪は短く切っておきましょう。自身の病変が悪化したり他人にも移しますので、プールや水泳は治るまで禁止です。

虫刺され

夏は山や川など戸外で蚊やブユなど虫類に刺される機会が多くなります。

①蚊:初夏から秋まで、草むらや住宅地でさえどこでも蚊はいます。蚊に刺されると、皮膚に痒い発疹がでます。特に幼少児では、かき壊してとびひにしてしまうことがあります。虫除けスプレーは役立ちます。

②ブユ:川・湖・沼などの草地で、刺されると、翌日に、痛痒く、赤く大きく腫れます。局所熱感が強いので、冷やすことは有効です。ステロイド軟膏を塗ったり、抗ヒスタミン薬の内服が必要な場合があります。

③ハチ:ミツバチ、アシナガバチなどに刺されたら、冷やす、ステロイド軟膏を塗っておく、ひどければ抗ヒスタミン薬を内服します。スズメバチでは、まず針が残っていないか調べ、ステロイド軟膏を塗ります。様子によってステロイドの内服、ショックを起こしてしまったり、全身が発赤したら、ステロイドの点滴が必要です。ハチにすでにアレルギーがある場合は、アナフィラキシーショックを起こし、死に至る場合もあり、ハチに刺される危険性が高い場合は、エピペンというショック時に対応する薬剤を携帯しておくことも必要です。

④ドクガ・チャドクガ:幼虫・成虫ともに皮膚に触れると、直後から強い炎症とともに膨疹・丘疹が出現し、数日間続きます。蛾の表面の毛に毒針があり、皮膚に突き刺さると、炎症が起きます。まずシャワーや入浴で石鹸を使って丁寧に洗う、当時着ていた衣服も必ず洗濯しましょう。

紫外線対策

①なぜ紫外線対策が必要なのですか?
紫外線は、殺菌消毒や体内でカルシウム代謝に必要なビタミンD産生などへ関係していますが、長い間繰り返し浴びると、細胞を損傷し、様々な皮膚の障害が起きますので、幼少児期から紫外線対策が必要です。紫外線による急性の反応として、日焼け、紫外線角膜炎、免疫機能の低下などですが、慢性的には皮膚にはしわ、しみ、良性・悪性の腫瘍、眼の白内障などが生じます。

②紫外線対策の具体的な方法は?
*紫外線は1年の中では4月から9月に紫外線量が多く、1日では10〜14時頃に線量が強くなるので、夏季の屋外活動はできるだけ朝夕に行い、日中は戸外を避けましょう。水遊びなどの時間を工夫しましょう。
*帽子のつばが7センチあれば約60%の紫外線をカットできるので、なるべく被るようにしましょう。プールや水遊びでは、ラッシュガードを着用するのも紫外線防御に役立ちます。
*サンスクリーン剤のUVBをカットする強さを示すSPFは、15以上であれば集団生活における紫外線対策としては十分です。たっぷりと均一に、二度塗りしましょう。
*紫外線は必ずしも怖いものではありません。過剰な紫外線防御はお子さんの成長の妨げになることがありますので、神経質にならないようにしましょう。

 

日野治子先生

公立学校共済組合関東中央病院皮膚科に勤務、平成24年より現職(特別顧問)。
日本皮膚科学会認定専門医、日本小児皮膚科学会学校保健委員会委員。

日野治子

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