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子どもの紫外線対策の必要性とその方法

皮ふ・スキンケア 子どもの病気 教えて!ドクター

(2015年 春号 掲載)

子どもの紫外線対策は、最近はかなりいきわたってきました。環境省から「紫外線環境保健マニュアル2008」が刊行され、紫外線によるさまざまな傷害とその対応が記載されています。

なぜ紫外線対策が
必要なのですか?

紫外線は、殺菌消毒や体内でカルシウム代謝に必要なビタミンD産生などへ関係していますが、浴びすぎると人体にさまざまな影響を生じます。太陽からの紫外線のUVA、UVB、UVCのうち、UVCは地球に到達する前にオゾン層などで障害され、地上に達しません。地球上に達するUVA、UVBは、長い間繰り返し浴びると、細胞のDNAを損傷し、悪性腫瘍の発生などを起こしますので、幼少児期から紫外線対策をすべきです。

どのような反応が
起きるのですか?

ヒトの皮膚の色素細胞はメラニン色素をつくり、紫外線を吸収して保護作用をしています。メラニンが多い肌は黒くなり(サンタン)、その保護力によって紫外線に対しても強いのですが、色白の肌は紫外線によって赤くなり、日焼け(サンバーン)を起こします。

紫外線による急性の反応として、この日焼け、紫外線角膜炎、免疫機能の低下などですが、慢性的な曝露では皮膚にはしわ、しみ、良性・悪性の腫瘍、眼の白内障などが生じます。

紫外線対策の
具体的な方法は?

日本臨床皮膚科医会、日本小児皮膚科学会は、保育園・幼稚園・学校生活における紫外線対策に関する統一見解を作成して、子どものころからの適切な紫外線対策を示しています。それを紹介してみましょう。

紫外線は1日では10〜14時頃に線量が強くなります。夏季の屋外活動はできるだけ朝夕に行い、日中は戸外を避けましょう。1年の中では4月から9月に紫外線量が多く、皮膚はメラニン産生が盛んで、紫外線に対する抵抗力が強くなるため、運動会など、長時間、紫外線を浴びる行事は春よりも秋が良いでしょう。日陰は日向の約50%に紫外線が減るため、テントやパラソルなどを勧めます。曇りでも晴天の80%以上の紫外線が通過してく るため注意が必要です。

帽子のつばが7センチあれば約60%の紫外線をカットできるので、なるべく被るようにしましょう。体を覆う部分の多い服のほうが紫外線から肌を守ることができます。

サンスクリーン剤のUVBをカットする強さを示すSPFは、15以上であれば集団生活における紫外線対策としては十分です。ただし、たっぷりと均一に塗らないと期待通りの効果は得られません。塗る量は顔ではクリームならパール粒大(7〜8㎜大)、液なら1円玉大を手のひらに取って塗り伸ばし、同じ量でもう一度重ね塗りしてください。耳介、首、胸元、背中、腕や手背なども塗り忘れや塗りムラがないように塗ってください。

水遊びの際の注意は?

最も肌を露出し、紫外線の影響を受け易いので、紫外線対策は重要です。

1. 時間を工夫する
紫外線の強い時間をなるべく避けましょう。

2. 場所を工夫する
室内プールの利用。プールの上に天幕を張るなどして泳ぐ時の紫外線を防ぐのが理想ですが、プールサイドにテントを用意すれば、泳がない時の紫外線から肌を守ることができます。

3. 服で覆う
プール外での体操着の着用や、泳ぐ時にラッシュガードを着用するのも紫外線防御に役立ちます。

4. サンスクリーン剤を上手に使う
サンスクリーン剤によるプールの水質汚濁が懸念されていますが、耐水性サンスクリーン剤を使用すれば汚濁されないことは今までの研究で明らかになっています。必要な時にはサンスクリーン剤の使用を許可してもらいましょう。多くの保育園では水遊びは午前中でしょう。そこで、塗る時間は、午前中であれば登園前に自宅で、午後であれば昼休みに塗るようにすると良いでしょう。

紫外線は必ずしも怖いものではありません。過剰な紫外線防御はお子さんの成長の妨げになることがありますので、神経質にならないようにしましょう。

日野治子先生

公立学校共済組合関東中央病院皮膚科に勤務、平成24年より現職(特別顧問)。
日本皮膚科学会認定専門医、日本小児皮膚科学会学校保健委員会委員。

日野治子

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