こんにちは。野菜ソムリエの香月です。いつも読んでくださりありがとうございます。
今年は長雨で傘やレインコートの出番が多くありましたが、太陽が出る日は気温も少しずつ上がってきて、暑い夏が近づいてきているのを感じます。
これからの季節は海でのマリンレジャーも楽しくなりますね。
今回ご紹介するのは、畑で育つ海藻!?
野菜の中にも、海で育つ海藻のネーミングがついた新顔野菜があるんですよ!
葉っぱの姿、何かに似ていませんか?
外見が海藻のヒジキに似ているから、陸に生えるヒジキという意味で名前が付けられた「オカヒジキ」。
ヒジキですが海藻ではなくて野菜で、免疫力アップや抗酸化作用があるとされるβカロテンを豊富に含んでいます。
他にもビタミンやミネラルが豊富なので「陸の海藻」とも呼ばれ、別名「水松菜・ミルナ」といいます。
主に山形県や秋田県を中心とする砂地に自生していますが、プランターでも種を蒔いてから一ヵ月ほどで収穫でき、
わき芽がどんどん伸びるので家庭菜園で楽しむ方も増えているそうです。
食べ方は、沸騰したお湯に塩を入れ、一分ほど茹でたら冷水につけ一気に冷やせば下準備はOK!
食べやすい大きさに切っておひたしにしたり、お好みのドレッシングとあわせてサラダで食べても美味しいですよ。
ポテトサラダに入れるのもおススメ!
マヨネーズと和えて滑らかな口当たりのジャガイモに、オカヒジキのコリコリ、シャキシャキの食感がとてもいいいアクセントになって、クセになる味わいです。
続いてはこちらの野菜「オカワカメ」です。
南アフリカ原産とされるツルムラサキ科の葉で、和名では「アカザカズラ」と呼ばれています。
葉は可愛いハート形をしていて、観葉植物のウンベラータに形が似ていますね。
葉には厚みがありますが、茹でるとしんなりとして刻むとぬめりが出て、見た目や食感がワカメにそっくりになるんです。
なので、食感や見た目から海で採れるワカメに似ているので、陸でとれるワカメで「オカワカメ」と呼ばれるようになりました。
生でも食せますが独特のえぐみと青臭さがあるので、熱湯でさっと茹でた方が食べやすくなります。
冷水にとって刻むとネバネバしてくるので、そのままお浸しにしても美味ですが、ぬめりが特徴なので同じネバネバ食材と合わせても美味しいですよ。
納豆、オクラ、オカワカメと一緒に、ご飯のお供にしました。チーム・ネバネバです。
葉酸やビタミンやミネラル類を豊富に含み、栄養価が高く健康野菜としても注目されているオカワカメは、つる性の植物で猛暑でも葉をつけるので、グリーンカーテンにもできるそうです。
プランターでも栽培可能なので、今後ゴーヤと共に収穫して食べることができるエコな暑さ対策として注目を集めそうですね!
こまえパクパクぴーれ
「親子で野菜を楽しもう!~みんなで野菜が好きになる~
東京で一番小さく、全国でも二番目に小さい東京都狛江市(こまえし)は美味しい野菜が育つ産地。
狛江市の形は特産の枝豆の形をしています。
市内の野菜直売所を、ベビーカーでウォーキングしながらめぐってきました。30分間で何か所回れたでしょうか?
※野菜ソムリエコラム ~赤ちゃんと一緒にベビーカーウォーキングで市内の直売所めぐり
http://kosodate-recipe.net/komae/?mode=topics_detail&idata1=2015070811453619318
香月 りさ 【アクティブ野菜ソムリエ 野菜ぎらい克服塾講師】
記事テーマ
子育てにおいての大きな悩みのひとつは、子供の食生活。離乳から成長期にかけての偏食や好き嫌いなどは、身体や心を育む上で影響を与えてしまいます。「野菜ぎらい克服塾」の現場から、それを克服するヒントをご紹介します。 キッズ野菜ソムリエの母で「野菜」「話す」のプロが、食べる喜びや野菜のおいしさなど、身体と心を元気に育むベジフルライフをお伝えします。