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真っ赤に熟すと甘くなる!完熟赤ピーマン/2015年9月

プランター栽培で夏に育ったピーマン

こんにちは。野菜ソムリエの香月です。いつも読んでくださりありがとうございます。

 

今年は夏があっという間に過ぎ去り、秋が急ぎ足でやってきたような気温の変化がありました。

まぶしい夏の太陽のもとで育った夏野菜も、そろそろ秋野菜へとバトンタッチする時期です。

 

以前にこのコラムで紹介した、家庭でのプランター栽培におススメのピーマンですが、今年は前半の暑さのお蔭でたくさんの実を付け、1つの苗木からたくさんのピーマンを収穫する事ができました。

 

DSC_0543.JPG

 

ピーマンと言えば! 緑色で口にした時の苦みや独特の緑臭さが特徴で、子どもにとってはこの特徴的な味わいが苦手で、嫌われてしまう野菜のひとつなのですが、好きな人にとってはこのピーマンらしさがとても美味しく感じられますよね。

特に収穫したてのピーマンをすぐに調理すると独特の味わいやみずみずしい食感を楽しむことができるので、ピーマン好きこそ夏に家庭での栽培はぴったり。

 

タネを取ったピーマンを千切りにし、酢、塩昆布、白ごまで簡単に和えたものは新鮮な苦みが口に広がり、同時にシャキッとした食感も楽しめるので、ピーマン好きにはおススメの一品!

私も家族も大好きで、この夏は収穫したてのピーマンでよく作りました。

  

緑から赤へ

さてこのピーマンですが、夏休み中に旅行でしばらく留守にした間に、いつもの緑から少し赤に近い茶色に色が変わっていました。

見た目に少し腐敗しているの?と心配になりそうになりますが、実はこれはピーマンが完熟へと進んでいるからこその色の変化なんです。 

 

NCM_7650.JPGのサムネール画像

未熟果だから苦い

いつも私たちが食べているピーマンは、開花してから約3週間ほどして収穫した緑色の未熟果。

まだ成長途中のピーマンだから、苦みや緑臭さがあるんですが、それを収穫せずにそのまま育てると、真っ赤に色づき完熟します。

 

ちょうど木上で順に成長している実があったので、それぞれ収穫してみました。

 

7177.jpg

 

食べてみると、面白い事に苦みがだんだんと薄くなり、真っ赤に完熟した赤ピーマンになると苦みは全くなく甘みだけが口いっぱいに広がりました!

 

もうここまでしっかり完熟すると、いつものピーマンとは別の野菜の味わいです! 

Mama's profile/プロフィール

香月 りさ

香月 りさ 【アクティブ野菜ソムリエ 野菜ぎらい克服塾講師】

記事テーマ

食べるが楽しくなるHow To ~ 野菜ぎらい克服塾より 苦手を好きにするアドバイス

子育てにおいての大きな悩みのひとつは、子供の食生活。離乳から成長期にかけての偏食や好き嫌いなどは、身体や心を育む上で影響を与えてしまいます。「野菜ぎらい克服塾」の現場から、それを克服するヒントをご紹介します。
キッズ野菜ソムリエの母で「野菜」「話す」のプロが、食べる喜びや野菜のおいしさなど、身体と心を元気に育むベジフルライフをお伝えします。

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