夏型感染症のことならハッピー・ノート.com!

育児・子育て支援サイト ハッピー・ノート.com
ハッピー・ノートドットコムとは RSSフィード メルマガ登録
  • ウェルカムベビーの結婚式場
  • ウェルカムベビーのお宿
子どもたちの健康のために今の時期注意すべきこと、流行っている病気などについて、タイムリーな情報を小児科の先生からお届けします。
八木 由奈
八木 由奈先生のプロフィール
平成5年兵庫医科大学卒。八尾市にて夫婦で小児科を開業。日本小児科学会専門医。日本アレルギー学会専門医。大阪小児科医会理事。大阪小児科医会感染症サーベイランス委員として、大阪府の感染症発生動向調査事業を担当。実生活では二児の母。

夏型感染症は終息しました(2013年10月21日更新)

ドクターニュース

2013年10月21日

手足口病、ヘルパンギーナなどの夏型感染症は減少傾向です

10月に入り、美しく色づき始めた紅葉に、秋の深まりを感じる季節になりました。この時期は、比較的病気は少ないのですが、日中と朝晩との温度差からかぜをひくお子さんが増えてきます。衣服などでこまめに温度調整をし、睡眠をしっかりとり、体調を整えましょう。秋は、おいしい果物が豊富に出回る季節でもあります。旬の果物をしっかり食べて、かぜを予防しましょう。

 

さて、全国約3,000の小児科定点医療機関からの報告1)によると、第40週(9月30日~10月6日)の定点あたりの報告数は以下の順となっています。

 

1位:感染性胃腸炎

2位:手足口病

3位:RSウイルス感染症

4位:A群溶血性連鎖球菌性咽頭炎

5位:突発性発疹

 

1位の感染性胃腸炎は前週比15%増、定点あたり3.0と足踏み状態です。宮崎7.5、大分6.9、茨木6.0と目立っています。2位の手足口病は減少が続いており、39週に定点あたり1.87と終息基準の2を切りました。40週は定点あたり1.74とさらに減少し、夏型感染症は終息したと思われます。

インフルエンザワクチンを接種しましょう

インフルエンザは4週続けて増加しました。定点あたり0.03とまだ少ないですが、沖縄1.0と目立っています。本格的な流行期に間に合うように、11月中にワクチン(生後6か月から12歳までは2回、13歳以上は1回)を済ませておきましょう。発症予防効果はお子さんの場合30%~50%程度ですが、重症化予防効果が期待されます。また、2011年からインフルエンザワクチンの接種量が変更になり、特に小さいお子さんの接種量が増えたので、さらなる予防効果が期待されます。インフルエンザワクチンについて詳しくは「NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会」のホームページ2)をご覧ください。

お知らせ

1)国立感染症研究所感染症発生動向調査 週報(IDWR)

http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr.html
 

2)NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会 「インフルエンザワクチン」

http://www.know-vpd.jp/children/va_influenza.htm

この記事に投票しよう


この記事のみんなの評価

0

0

0

この記事にコメントしよう

コメントを見る


注目TOPICS

ココもみてね! ドクターニュース

  • ウェルカムベビーの結婚式場
  • ウェルカムベビーのお宿
Happy-Note
Happy-Note
Happy-Note For マタニティ
Happy-Note For mum

注目トピックス

Weeklyゴーゴーリサーチ ★投票受付中★

今週の投票

どうする・どうした初節句のお祝い
抽選で5名様に『図書カード500円分』をプレゼント。
投票する
今週のプレゼント
ハグ育ラボ
ミキハウス オフィシャルページへ
Happy-Note編集部twitter
ハッピー・ノート編集部ブログ
ハッピー・ノート編集部フェイスブック

このページのトップへ

Copyright © 2011 Mikihouse child & family research and marketing institute inc. All rights reserved.