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結婚や出産を経て、手書きで文字を書く機会が増えたという方も多いはず。でも、きれいに書きたいのに育児で忙しくて練習をする時間はなかなかとれない・・・そんなときには、これからご紹介する3つのポイントをまずは意識してみてください。全体のイメージがぐっと変わること間違いなしですよ。

まずは、文字の大きさを調整することで一気にまとまり感が出るコツをご紹介！　この2つの文を見比べてみてください。

違いが分かるでしょうか？　Aは、すべての文字を同じ大きさで書いています。対するBは、“画数の少ない漢字”と“ひらがな・カタカナ”を少し小さめに。こうすることで、全体にまとまりが生まれているのが分かるでしょうか。 なぜ文字の大きさを調整すると良いのか？　それは、私たちは文字を見たときに、一瞬で字そのものよりも“余白”を見ているからです。この“余白”が、画数の少ない漢字とひらがな・カタカナの場合、画数の多い漢字に比べて大きくなるため、小さく書くことによって余白の大きさが調整され全体にまとまりが生まれるのです。

次のコツは、文字の中にできる空間の大きさを一定にすること。

先ほど「私たちは文字を見たときに、一瞬で字そのものよりも“余白”を見ている」と書きましたが、これは一文字一文字を見た場合も同じです。次の写真を見てください。

Aは一画一画の間をできるだけ均等にしています。Bのように均等でない場合、文字のバランスがだいぶ崩れてしまいますね。これはほとんどの字に当てはまるのでぜひ意識してみましょう。

最後に、文字の中心を揃えることで全体のバランスが安定します。

はじめは、この字の中心はどこだ？と迷う字も多くあると思います。そんな時には、字典やペン字練習本を１冊持っておくと便利です。今は美文字アプリなどもあるので、そのような便利ツールもおおいに活用してみてください。 美文字になるにはもちろんコツコツ練習が欠かせませんが、今すぐ少しでもきれいに見せたい！という時にはこの3つのコツを意識して書いてみてくださいね。美文字への第一歩となるはずです！