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脱・ぎこちない字!上級感を出せるたった2つのコツ/2018年2月

リズムと流れを意識すると、ぎこちなさが改善?!
字を書くのに、リズム…?と思う方もいるかもしれませんね。
 
実はこのリズム、字を書くときにとても大切な要素なのです。同時に、一画一画の流れを意識することも非常に大切。
 
次の画を書き始めるとき、前の画からの繋がりを意識して書いてみましょう。
 
逆にこの2つのコツを意識せずに書いていると、いくら字のバランスが整ってきてもただ1本1本の線で書いたようなぎこちない字になってしまいます。
 
では具体的にどのようにすれば良いのか、ポイントを見ていきましょう!
単調に線をひくのではなくスピードに変化をつけてみる!
書道を習っていた方はイメージがつきやすいかもしれませんが、筆で書いたときのことを思い出してみてください。
 
特に分かりやすいのが払いやハネ。
 
筆を置いた瞬間に一呼吸置き、スーッと伸びやかに払ったり呼吸とともにハネることで字に躍動感が生まれてきます。
 
払いやハネはサッと書いてしまいがちですが、その字の見せ場となることが多いので少しスピードを落として丁寧に書いていくことが重要です。
 
これはペン字にも応用できること。

美スピード.jpg

 

でも、そのリズムの乗り方、スピードのつけ方が分からない…という方が多いと思います。
 
その時は、次でご紹介する”流れ”を意識すると、だんだんと自分なりのリズム、スピードを習得していくことができますよ。
字には次の画への流れがある!
どうして字には書き順があるのだろうと思ったことはありませんか?
 
書き順は字によって何通りかあるものもありますが、代表的なもののほとんどがその字を1番バランス良く書けるようにするための順番になっています。
 
ですから、その書き順に沿って流れを意識して書いていくことが字のバランスの良さにも繋がっていくのです。
 
例えば「子」という漢字。
 

子.jpg

 

二画目のハネから三角目の横画のスタート地点まで、点線のような繋がりを意識して書くだけでバランスが整えやすくなります。
 
この流れを意識できるようになると、つづけ字も書けるようになってきて大人っぽさがグンと増した美文字を書くことができます。
 
まずはそれぞれの字がどのように繋がっているかを意識して書いてみましょう。
ひらがなでもこの流れが重要!
漢字だけではなく、ひらがなを書く際にもこの流れを意識することは非常に重要になってきます。
 
なぜかというと、ひらがなはもともと漢字から成り立っているから。
 
私たちが普段何気なく書いているひらがなには、元になった漢字が存在するのです。
 
このひらがなについては次回の記事で詳しくご紹介していきます。
 
ぜひ、今後は1本1本の線で書くのではなく、リズムと流れを頭の片隅に置きながら書く習慣をつけてぎこちなさをなくしていきましょう!

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平野 萌 【書道講師・書道家】

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子どもの就学までに美文字ママを目指す!

結婚後、出産後、独身時代よりも字を書く機会が増えてきた気がしませんか?子どもが幼稚園や小学校に通い始めると、その機会はまたグッと増えると思います。そんな時に、「字がきれいだったらいいのに…」と困らないためにも、今からが練習を始める絶好のチャンス!忙しい育児の中でも簡単に美文字に近づけるような情報をお届けします。

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