寒い冬も終わり、暖かい春がやってきました。
この季節は何をするのもウキウキしてしまいませんか?
私たち親も何か新しいことを始めたくなるこの時期。
お子さんたちもきっと同じですよね。新しい習い事などを始めるのにもぴったりの季節です。
入園・入学などで新しい環境になっていくお子さんたちも多いことでしょう。
春は何をするにもよいきっかけ作りの時期です。
さあ、今年はお子さんたちの「お小遣い教育」を始めてみませんか?
以前、ポーセラーツの貯金箱の記事で、お小遣い教育について書かせていただきましたが、とても多くの反響をいただきました。
そこで今回はその続きということで、お小遣いについて少し理解ができた後の次のステップについてご紹介させていただきたいと思います。
みなさんは、お小遣いはどうやって自分の手元にやってくるのか理解ができた後、お子さんたちにどんなことを学んでほしいと思いますか?
お小遣いをもらっても全く使わずに貯金ばかりというのはもらった楽しみがありません。
定額制で月々得られるお小遣いや報酬制で自分ががんばってもらえるお小遣いを楽しく使うことも学んで欲しいものですね。
そして、お金を消費する=社会にお金が出回る=経済が動くということをお小遣いから学ぶこともできるのです。
親の立場からするとお小遣いをあげてしまうと、金銭トラブルに巻き込まれるのではないかと心配になる方も多くおられます。
しかし、お小遣い教育をはじめることによって得るものもたくさんあります。失敗することがあってもそこから学ぶことも多いのです。
まず、お子さんのお小遣いを3つに分けてみるように伝えてみましょう。
その項目は、
①自分のためのお金~欲しいものを買うため
②人のためのお金~たとえばおじいちゃんおばあちゃんへのプレゼント
③何かあった時のためのお金~非常時のもの
です。
これは一つの例ですので、家族内で話し合い項目を変えても増やしても大丈夫です。
①②では消費を学び、③では貯蓄を学ぶことができます。
こちらは100均のガラスアイテムを使用しています。
3つに分けますので「A」「B」「C」や「1」「2」「3」などお子さんたちにわかりやすいようにポーセラーツで作ってみましょう。
お子さん達が喜ぶような絵柄を選んでみるといいですね。
こちらのような陶器のものでも楽しいです。お子さんたちのやる気スイッチを押すためには見た目も大事ですね。
お小遣いをもらう(収入)-お小遣いを使う(消費)=マイナスがでないようにする
これがわかる様になったら親としても安心ではないでしょうか?
1カ月が終わったら「さあ、今月のお小遣いはどうだった?」
と聞いてみましょう。
「○○円残ってるよ!」
「使いすぎておばあちゃんにもらったお小遣いから足したよ」
こんな会話ができるかもしれませんね。
会話をすることによってお子さんたちがその月どういう風に使ったかわかります。
お小遣いを使うことによって、範囲内でやりくりする力をつけることできますし、この小さな教育が将来の金銭トラブルを防ぐことになります。
大切なことは親がこうしなさいと押し付けるのではなく、お子さん達がお小遣いを楽しんで使える、そしてたまには貯蓄できるように親が道しるべをたて、一緒に学んでいくことです。
みなさんも是非ご家庭で話し合う時間をもってみるのはいかがでしょうか?
湘南・茅ヶ崎にてポーセラーツ・ポーセリンアート教室を主宰しています。
ポーセラーツを趣味で楽しみたい方から資格取得をして将来活躍してみたい方まで幅広く対応しています。
ブログはこちらです→http://ameblo.jp/tea-flower-studiohiro/
お子さんのお小遣い教育などにご興味のあるかたはキッズマネーステーションまでどうぞ→http://www.1kinsenkyouiku.com/
湊 啓美 【ポーセラーツインストラクター】
記事テーマ
日々の暮らしの中で、目にする機会が多い食器や小物・アクセサリー。これらを自分好みの柄で自由に作ることができると楽しい気分になりませんか?ポーセラーツ作品は日常使いができ、しかもクオリティーが高いというのが特徴。そんな暮らしを豊かにするポーセラーツの魅力をお届けします。