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親子の絆を深める、やわらか抱き方講座

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高橋由紀
高橋由紀
Baby Yoga Associates取締役・Program Director・内閣府認証NPO法人ローハスクラブ認定講師。一児の母。日本におけるベビーヨガの第一人者として活躍。2000年より、医療機関に勤める傍ら、ヨガの指導の他、ベビーマッサージ講習会・子どもの能力開発や親子のストレスマネジメントをはかるためのクラス・遊びや運動を通して親子のコミュニケーションをはかる活動などに取り組む。数々のボディワーク・呼吸法・身体の調整法・食育を学ぶ

赤ちゃんの成長をサポートする
優しく楽しい抱っこをしてあげましょう

抱っこはママと赤ちゃんの大切なコミュニケーション。
けれど赤ちゃんの重さがママの腰痛のもと、なんてなりかねません。
赤ちゃんが気持ちよくいられる体勢でママが身体的な負担を感じないスタイルはあるのでしょうか?
ここでは、とても基本的な抱っこから楽しい時間を共有する抱っこまで紹介しましょう。

  • 基本の抱っこ
  • 抱き上げる時
  • 抱っこのシークエンス
  • お腹をやわらかくするマッサージ
  • ブランド
  • ファイアーホールディング
  • 丸く抱っこする

監修=高橋由紀
モデル=新井漸(ぜん)
文=大嶋朋子(Lotus8)
写真=平野愛

基本の抱っこ

良い例
抱き上げる時は、ママの手が、赤ちゃんの背中の肩甲骨の下にくるようにしましょう

良い例
抱いている時の赤ちゃんの姿勢は、両足がママの体に絡むように。初めはママが手で、赤ちゃんの足を自分に絡ませます。慣れてくれば、赤ちゃんが自分からこの姿勢を取るようになります

悪い例
赤ちゃんのワキの下に手を入れて、つり上げるような形で抱くと、赤ちゃんはとても苦しい思いをします

悪い例
お尻を手で支えていても、赤ちゃんの足がだらんと下がっている姿勢では、支えるママも支えられている赤ちゃんも負担が大きいのです

抱き上げる時


良い例
寝ている赤ちゃんの背中に手を当てる時、ママは中腰に。その姿勢を保ったままで赤ちゃんを胸まで抱き上げ、お互いの姿勢が安定してから腰を伸ばします

悪い例
初めから腰を伸ばしたままで赤ちゃんを抱き上げようとすると、腕と腰に必要以上の力が入り、腰を痛める原因になってしまいます

抱っこのシークエンス


1.
赤ちゃんの足がママの腰に絡むように赤ちゃんを抱きます

2.
赤ちゃんの体をママの胸に引き寄せて安定させ、その姿勢を保ったまま、体を前にゆっくり倒します。赤ちゃんの胸とママの胸がぴったりくっついて、赤ちゃんの足はママに絡んでいるように注意して下さい

3.
赤ちゃんとくっついた姿勢のまま、ヒザを曲げ、ゆっくりと頭を上げて中腰の姿勢になります

4.
ゆっくりと腰を伸ばして①の抱っこに戻ります。途中でママと赤ちゃんの体が離れると危ないので、きちんと胸に引き寄せて保つことが大切です。慣れてくると、赤ちゃんは自分でママの体を離さないように足を絡ませてきます。続けていくと赤ちゃんのお腹まわりに適度な力がついて丈夫になっていきます

お腹をやわらかくするマッサージ


1.
赤ちゃんを寝かせ、お腹を軽く揺らしてから、ヒザのあたりを持ちます

2.
赤ちゃんの顔を見て、歌を歌ったり、話しかけながら、ヒザを軽く胸に近づかせます

3.
一度ヒザを戻してから、今度はヒザを開いてワキの下へ近づけます

4.
ヒザを戻し、続いて足の裏同士を合わせてます
 

5.
足の裏同士を合わせたら、その形を保ったまま足を顔の近くまで寄せていきます。この時、ママの片方の手は赤ちゃんのお尻の下に当てて、赤ちゃんの姿勢を安定させてあげましょう

6.
赤ちゃんの足を戻してから、お腹を優しくなでてあげましょう

ブランコ


1.
赤ちゃんが座った姿勢で足の裏同士を合わせます。ママは後ろに座り、赤ちゃんのワキの下から手を前に出し、足首を持ちます。その時、ママは前腕(腕のひじから手首までの部分)で赤ちゃんの胴体をしっかりと支えます

2.
①の姿勢で赤ちゃんをきちんと支えてからゆっくりと立ち上がり、歌を歌ったり、声をかけながら、赤ちゃんを左右へ揺らしてあげます。ママのヒザはピンと張らず、軽くゆるめてクッションとし、体全体で左右にゆれると腰などへ負担がかかりにくくなります

3.
前後にも揺らしてあげます。赤ちゃんは、頭の重さで前へ倒れやすいので、注意が必要です。前腕でしっかりと支えましょう。ママの腰が張らないように、ヒザに力を入れすぎないように立つのがポイントです

ファイヤーホールディング


1.
赤ちゃんを小脇に抱える抱き方です。
赤ちゃんの姿勢が安定するように、ママは赤ちゃんの肋骨の下から反対側へ、包み込むように手を当てます。この抱き方ならママは走っても大丈夫。これは赤ちゃんにとっても運動量が大きいので、普段からこの抱き方で歩いたりしていると、赤ちゃんの"体幹力"(体の真ん中の力)が養えます

丸く抱っこする


1.
赤ちゃんが、体のどこにも緊張がなく、一番楽な姿勢になるような形で抱いてあげる方法です。赤ちゃんのヒザが自然に曲がるようにお尻から太モモのあたりを、両手で支えます。その時、ママの前腕は赤ちゃんの胴体をしっかりと挟み込んで支えます。赤ちゃんのお尻がおちすぎないように注意します。赤ちゃんの体は丸くなっています
2.

①の姿勢を保ったまま、歌を歌ったり、お話しながらママ自身が体を左右へやわらかく揺れるようにします。赤ちゃんがママの体から離れないように注意して下さい。優しく揺れていると、赤ちゃんの体から力が抜けてやわらかくなり、温かくなっていきます

 


3.
赤ちゃんを横向きに抱く時は、赤ちゃんの頭がママの左胸のほうへくるようにします。片方の手は赤ちゃんのヒザが自然に曲がるようにヒザの下から腕を回し、もう一方の手は頭、背中、足を支えるように抱きます。両方の手を結んで、両腕で作った輪にすっぽりおさまるイメージです。この時も赤ちゃんの体が丸くなっています。眠いと体を反ったりすることもありますが、赤ちゃんが体をいつまでも伸ばしているのは、体のどこかが緊張しているということ。揺らしてあげたりして、緊張を解いてあげましょう
 

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