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子どもの癇癪かんしゃくを落ち着かせる感情ラベリング

ママのためのぷち心理学

(2025年 冬号 掲載)

イヤイヤ期を過ぎても、思い通りにならない時、子どもたちは癇癪を起こして泣き叫んだり、物を投げつけたりすることがあります。すると、ママやパパも困り果て、「もう知らない!」「勝手にしなさい!」と感情的になり大声を出してしまうこともあるでしょう。

けれども、強く叱ったところで子どもの癇癪はなかなかしずまりません。むしろ気持ちが高ぶって、さらに手がつけられなくなることもあります。 そもそも、幼い子どもは自分の気持ちをうまく理解できません。大人なら「今すごく腹が立っているけれど、ここで爆発するのはやめよう」と考えてブレーキをかけられますが、子どもにはその力がまだ十分に育っていないのです。

そこで役に立つのが感情ラベリングです。これは「怒っている」「いやだ」などと、気持ちに名前をつけて言葉にすることです。脳科学者のリーバーマンたちの研究によれば、このように感情を言葉で表すと脳の扁桃体という部分の活動を弱め、興奮を落ち着かせることができるとされています。

たとえば、「すごく怒っているんだね」「いやだったんだね」と声をかけながら、背中を優しくトントンしてあげるだけでも子どもは安心しやすくなります。

もちろん、すべての子どもにすぐ効くわけではありませんし、ママやパパだって感情的になってしまうことはあります。そんな時は「自分もイライラしているな」とまず気づいて深呼吸してから、子どもに向き合ってみてください。

叱りつけるよりも「気持ちをわかってもらえた」と子どもが感じられることが、癇癪を乗り越える大切なステップになります。感情ラベリングによって子どもの癇癪がすぐに収まるとは限りませんが、「気持ちに名前をつけてもらった」という安心感は、子どもの心を育てる大切な土台になります。叱るのではなく「わかっているよ」と寄り添うことで、子どもたちは徐々に自分の気持ちを言葉にできるようになり、自分で気持ちを落ち着かせることを学んでいきます。

お子さんが癇癪を起こした時にはまず、危険な物を遠ざけて安全を確保し、ママやパパがゆったりとした態度を見せるとともに、この感情ラベリングを取り入れてみてくださいね。

 

三宮真智子先生

大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。学術博士。“どうすれば本当に賢くなれるか”というテーマで、コミュニケーションと思考の関連についての研究に取り組んでいる。一般向けの著書として、『メタ認知:あなたの頭はもっとよくなる』(中公新書ラクレ)などがある。専門は、認知心理学、教育心理学。

三宮真智子

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