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はっきり断る?やんわり断る?

ママのためのぷち心理学

(2020年 春号 掲載)

春は出会いの季節。新しいママ友との出会いは、楽しみである一方、気を遣うことも多いのではないでしょうか。たとえば、ママ友からのお誘いや頼みごとを断るとき、「どんなふうに言えばいいの?」と悩むことがあります。

ランチやホームパーティーへのお誘いは嬉しい反面、忙しかったり気が進まなかったりで、断りたい場合もあるでしょう。また、「遠くのお店に行きたいんだけど、あなたの車で一緒に行けると嬉しい」「買い物の間、子どもを3時間ほど預かってもらえないかしら」「私が仕事で担当しているお勧めの保険があるので、ぜひ入って」「化粧品の友の会に入会してほしいの」といった頼みごとが持ち込まれることも。日頃から互いに助け合う間柄であれば、運転や子どもさんの預かりを引き受けてあげたいものですが、保険の勧誘や友の会への勧誘となると、少し事情は違ってきます。

お誘いや依頼をはっきり断ることをためらう場合、その背景には、「断ると相手に悪い」「嫌われたくない」「よい人だと思われたい」などの思いがあるものです。そんなとき、やんわり断るつもりで、「そうねぇ、いいとは思うんだけど…」「うーん、今回はちょっと…」などと返事をすることもあるでしょう。これで伝わればよいのですが、中には、気持ちを察してくれず、「いいと思うのね。それならぜひ」と押してくる人や「今回が無理なら次回はいいのね」と解釈するママ友もいます。少し強引な性格の人や、間接的な表現を使う習慣がない人もいます。断りが通じず相手に期待させてしまうと、後々話がややこしくなりかねません。

そこで、やんわりした断り方が通用しそうにない人には、はっきりと断る必要があります。その際、「ごめんなさい、悪いけど無理なのよ」と笑顔で明るく言うとよいでしょう。なお、次回も誘ってほしい場合には、今回断る理由と「ぜひまた声をかけてね」の一言を忘れなければ大丈夫です。

ママ友にも、いろいろなタイプの人がいます。彼女たちとよい関係を保つためには、我慢や無理は禁物です。相手の思いや立場を尊重しながら、自分の気持ちも大切にしたいものです。「誤解を与えずはっきりと、そして感じよく言う」を心がけてはいかがでしょうか。

 

三宮真智子先生

大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。学術博士。“どうすれば本当に賢くなれるか”というテーマで、コミュニケーションと思考の関連についての研究に取り組んでいる。一般向けの著書として、『メタ認知:あなたの頭はもっとよくなる』(中公新書ラクレ)などがある。専門は、認知心理学、教育心理学。

三宮真智子

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