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紫外線・UV対策

皮ふ・スキンケア 子どもの病気 教えて!ドクター

(2016年 春号 掲載)

「冬が終わり、春が来て夏が来る!」なんだかウキウキしませんか?朝早く日が昇ると体が活発になり、冬になって日が短くなると元気がなくなる人がいます。朝から夜にかけての体の日内変動や春から冬の季節の変化は、気温はもちろんですが日照時間の長さも関係しているといわれています。朝同じ時間でも夏の方が起きやすいし、冬のどんよりした空より、夏の晴天の光あふれる青い空の下の方が生き生きしませんか?「さぁ!外に出ていっぱい遊びましょう!」という気になりますよね。子どもたちはどうですか?

日光の中には光のほかに紫外線や赤外線が含まれていて、それぞれ殺菌作用や皮膚でのビタミンDの生産など大いに役立ってくれています。そして人類は長く住みついたその場所で皮膚の色が決められていました。皮膚にあるメラニン細胞がメラニンを作り紫外線の影響を調整してくれていたのです。とても強い光線の下で暮らす人々は、メラニンを多く持つので黒い肌を持ち紫外線の悪影響(皮膚がんなど)を防ぎ、紫外線の少ないところに住む人はメラニンをあまり持たずに白い肌で紫外線を多く吸収しビタミンDを作る。夏になり紫外線が強くなるとその刺激で自分のメラニンが増えて皮膚が黒くなって紫外線を防ぐというのが原則でした。ところがこの原則が少しずつ変化してしまいました。

なぜ、紫外線を浴びすぎたらいけないのか

紫外線が近頃変化しているのです。その多くの原因はオゾン層が少なくなっていることです。オゾン層がフロンの影響で破壊され、そのために最近では紫外線の量そのものや有害な波長の紫外線が増え無防備に紫外線を浴びすぎることが問題となってきたのです。

さて、紫外線は波長によりUVAやUVBに分けられます。UVBによる急性のサンバーン(Ⅰ度、Ⅱ度のやけどになり痛みや強く赤くなる)と主にUVAによるサンタン(皮膚がくろくなる。しわの原因となる)があります。また、両方とも長い間の影響として皮膚癌があります。特に低年齢の子どもは皮膚が薄く、体毛が成長しきっていないので紫外線が皮膚の奥に入り込みやすくなり、これからの皮膚を作るために細胞がどんどん分裂しているので若い細胞が傷付きやすくなっていて癌の芽ができやすい状況です。また、20才までに一生の40〜50%の紫外線を浴びていることがわかっているので、子どもの間の防御が大切です。紫外線の量や質の変化のために日常生活の工夫が必要となってきたのです。

最近では紫外線防御は女性のしみ、しわ防御が強調されていていために、子どもたちの防御はサンバーンの防止と皮膚癌の発症予防を第一としているのに「おしゃれのため」と誤解されていることがあります。しかし、そうではありません。

さて具体的には

■時間を選ぶ
紫外線は1日では10時から2時に一番多く、1年では4月から9月に多く、その期間の野外活動は控えめにしよう。夏のお散歩、お買い物は夕方に!曇りの日も暑くなくても紫外線は強いことがあります。高原やスキー場に注意!

■場所を工夫する
日陰は日向の50%です。日傘、帽子も対策としてよいのですが、道路からの反射が強いのでお散歩の時も日陰を選んで歩いてください。子どもは背が低いうえに特にベビーカーは道路に近いので暑くもなりやすく特別に注意を。楽しい水遊びの時も外で待つ時など何か羽織らせたりしましょう。

■サンスクリーン剤を塗る
そういう工夫をした上でサンスクリーン剤を塗りましょう。子ども用のものとして売っているものは、ほとんどがかぶれにくい反射材(紫外線を皮膚の上で散乱させて防ぐ)のみのものです。また、子どもは汗をかきやすく塗っても取れやすいので耐水性のものがよく、あまり強くないものをこまめに塗りなおしてください。お友達と一緒にプールに入ってもそのプールが汚れないようにも耐水性が望ましいですね。そしてゆっくりとおうちで石鹸の泡で落としてください。ごしごししないと落ちないものは子どもには使わない方がよいですね。

■赤ちゃんは
生後半年までは強い紫外線に当たるのは避け衣類や帽子でカバーしてください。そこまでの小さい子どものサンスクリーン剤の安全性はまだ研究されていないのです。お兄ちゃんのクラブの応援や海などは我慢してくださいね。

終わりに

最近子どもたちの体力が落ちています。外で遊びたくても大気汚染、強い紫外線、温暖化による熱射病などで無理強いできない気もします。しかし、スポーツで得るすがすがしさ、体力、光を浴びてのびのびする気持ち。子どもたちに伝えたいですね。

皮膚科医としては、子どもたちが紫外線に対して正しい知識を持ち、大人に教わりながら防御しつつ上手に外での遊びなどをしてほしいと考えます。

 

岡村理栄子先生

岡村皮フ科医院(東京都小金井市)院長。医学博士。東京女子医科大学卒業。米国エモリイ大学皮膚科に留学。東京女子医大皮膚科講師を経て開業。日本臨床皮膚科医会 東京支部代表理事。小金井市教育委員会委員。

岡村理栄子

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