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一番有名なのは、皆さんご存知、興奮作用。

これは、コーヒー発見の伝説にも言われています。

コーヒーの実を食べたヤギが、興奮したのを見て、ヤギ飼いの少年が発見したという伝説です。

子どもが取ると、寝つきが悪くなる、夜泣きするなど言われています。

大人でも、不眠や動機、不安、手の震えが出ると言われる方もいます。

参照：Coffee Meister Text Book

大人が取るのと、子どもが取るのでは、やはり体にかかる負担が違います。

カフェインと言えば、利尿作用も有名ですよね。

私の子ども達が、喫茶店でコーヒーゼリーを食べた時の事です。

なんと、その後、トイレが5分おきに！

子どもの小さな身体には、カフェインが効きすぎてしまったという事です。

エナジードリンクに関する悲しい事件などもありますので、コーヒーだけでなく、飲ませすぎないようにしましょう。

「カフェインを抜くのに、薬を使っているんじゃないか？」と良く聞かれます。

今、日本で主流となっているカフェイン除去法は、

1.  液体二酸化炭素抽出法
   生豆を液体の二酸化炭素につけ、低温・低気圧の中、2日から3日かけてじっくり抜く方法です。
   カフェイン残留率は、0.1％以下
   お豆にやさしい脱カフェイン法です。
    
2. 超臨界二酸化炭素抽出法
   ①の液体二酸化炭素抽出法と違い、高温・高気圧で短時間でカフェインを抜きます。
   カフェイン残留率は、0.1％以下
    
3. ウォータープロセス抽出法
   水のみでカフェインを抜く方法です。水に生豆をつけカフェインを抜きます。
   その後、フィルターを使い、水からカフェインを取り除き、そのコーヒーの旨味が残った水に生豆を戻します。
   カフェイン除去率は、99％

どの脱カフェイン法も、薬をつかわず、身体にやさしい方法です。

話題のコーヒーポリフェノール・クロロゲン酸もほとんど抜けないので、コーヒーの効能を取ることも出来ます。

コーヒーに関して、薬（厚生労働省では、溶媒抽出＝食品添加物という扱いになり、輸入が認められていません）を使ったものは日本には無いので、安心してくださいね！

取材：全日本コーヒー協会・株式会社ワールド珈琲商会