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コーヒーの値段の違いの話/2019年1月

同じ国のコーヒーなのに、どうして値段が違うの?

お野菜と同じように、コーヒーにも”等級”というものがあります。

これは、各国のコーヒー協会が定めたもので、日本でいう農協のようなもの。

色々な農園のお豆を集めて、コーヒー協会で選別されます。

これにより、ランクがついてくるため、お値段の違いも出てきます。

そして、これは国ごとに選別基準が違います。おもしろいですよね。グァテマラ(コーヒーの木2).jpgのサムネール画像

サイズによる選別

ブラジル、コロンビア、タンザニアなどでは、サイズによって選別がされます。

「スクリーン」というふるいにかけて、ある数値の大きさごとに分けていきます。

その大きさのことを、「スクリーンナンバー」と言います。

一般には、大きいお豆ほど高値になっていきます。

山の標高による分類

メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、コスタリカなどは、大きさではなく、標高によって選別されます。

年間の平均気温が、20℃前後であること。昼夜の寒暖差が大きい高地産であるものが高品質とされています。

これは、一般的には、豆の焙煎が深煎り出来る位、堅さと良質な酸味がある為です。

国ごとに一番高い等級は、なんて書いてあるの?

いくつかの国をご紹介しますね。

ブラジル ・・・ ブラジルNo.2

         ブラジルは、なんとNo.2が一番!これは、No.1を目指すため、あえてNo.1の名前は付けない!という職人魂です。

コロンビア ・・・ コロンビアスプレモ

          スプレモとは、厳選品という意味。スクリーンサイズ17以上のものを言います。標準品は、「エクセルソ」。

タンザニア ・・・ タンザニアは、アラビカ種のお豆で、大きいものからAA・A・B・Cとなります。

グアテマラ ・・・ SHB(ストリクトリー・ハード・ビーン)

          標高1300m以上です。そこから、標高が低くなるにつれHB・EPWとなっていきます。

エルサルバドル ・・・ SHG(ストリクトリー・ハイ・グロウン)

            1200m~1500mです。その下がHGとなります。

Mama's profile/プロフィール

関野 順子

関野 順子 【カフェインレスコーヒー専門店ママンズカフェ店長・コーヒーマイスター】

記事テーマ

カフェインレスコーヒーでほっと一息・家族みんなで至福の時間

妊娠中や授乳中、飲み物でさえ色々制限されてしまう中、コーヒーという物を選択することが出来る。欲しがる子どもと一緒に飲める。それは、カフェインレスだからこそ出来る事。でも不安があっては、大切な子どもにあげられません。そんな不安を無くし、罪悪感無く、おいしく飲めるようお伝えします。カフェイン入りとカフェインレスを上手に使い分けしてください。

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