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おいしいコーヒー・自分の好きな味のコーヒーを飲むためには、色々な準備や気を付けることがあります。

その一つに、器具ごとによる、味の違いがあります。

カフェイン有、無にかかわらず、抽出方法で味がかなり変わります。

• コーヒー豆の中に含まれるコーヒーオイルがどう抽出後のコーヒーに出るか。
• コーヒーを抽出する温度による、酸や糖・苦味の成分の出かたの違い。
• 器具によるコーヒー豆の挽き方による味の違い

などです。

コーヒーを淹れる器具の種類は沢山ありますが、方式としてはこの2通りになります。

• 透過法（ドリップ）
  ペーパードリップや布（ネル）ドリップなど、お湯を上から注いで、透過させる方法。
  ペーパードリップは、ペーパーフィルターがコーヒーオイルを吸う為、すっきりとした味わいになる。
  しかし、ネルや金属フィルターで入れると、まろやかさなど味わいが違う。
  また、お湯を淹れる速度や温度でも味が変わるのが、楽しさの1つ。
• 浸漬法（ボイルド）
  コーヒープレス（フレンチプレス）やサイフォン、水出しなど、コーヒーの粉を直接器具に入れ、お湯に粉を浸して抽出する方法。
  温度や、お湯の量、漬けている時間を守れば、比較的同じ味になります。
  カップオブエクセレンス（その年、その国で最もおいしいコーヒーの称号）の選定方法などに使われる、カッピングという方法が、この浸透法です。

お豆によって、気分によって、合う器具合わない器具はあります。

そして、コーヒーは知れば知るほど、どんなものを使えばいいのかわからなくなりそうですが、それだけ楽しみが広がります。

私のおすすめはペーパードリップです。

ペーパードリップのメリットは、

• 手軽に安く買える（100均にもありますし、普通に買っても400円くらいで買えます）
• ペーパーを捨てるだけなので、手入れが簡単（私自身、面倒臭いのが嫌なので）

そして、もう一つ。コーヒープレス（フレンチプレス）

• 少しお値段しますが、一度買えば、ペーパーフィルターが要らないので、その後費用が掛かりません。
• コーヒーの粉をそのまま捨てるだけなので、プレスについた粉をすすぐだけです。（ただ、排水口にそのままよりは、先に三角コーナーなどの網の袋などに入れた方が良いと思います。）

ただ、コーヒープレスはコーヒーを食べるような印象になる器具なので、それが良い！という方と粉っぽく感じる方に分かれます。

ハンドドリップでの、おいしいコーヒーの淹れ方をご紹介します。

1. ペーパーフィルターのシール目を交互に折り、ドリッパーにセット
2. コーヒーの粉を12ｇ、ペーパーに入れ、ドリッパーを振り、粉を平らにする
3. 沸騰したお湯を粉を湿らすように全体に入れる
4. 20～30秒蒸らす
5. 真ん中に50円から100円玉の大きさの円を描くように、2回に分けてお湯をそそぐ
   この２回に分けてというのがポイント。
   カフェインレスの味の軽さを、この回数を分ける事でおいしく抽出します。
6. コーヒーが落ち切る前に、ドリッパーをはずします。