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寒い日はあたたかいミルクティーのお話/2012年11月

ミルクティーの牛乳は先に入れるべき?後に入れるべき?

寒い日に飲むミルクティーは心も体も温まります。

イギリスではTea with milkつまり紅茶はミルクを入れて飲むのが一般的。

ですから「ミルクティー審査」と言って、プロのティーブレンダーは紅茶と牛乳を混ぜてからテイスティングします。

 

ティーカップに注ぐのは紅茶とミルクどちらを先にするのが正しいのか、真剣な論争が続いていたのをご存知でしたか?

2003年英国王立化学協会は、ついにミルクが先(Milk in first)の方がおいしいという結論に達し、ようやく終結しました。

好みのミルクティーに合った茶葉を選びましょう

正統派のミルクティーを楽しみたいのなら、インドの「アッサム」とスリランカの「ウバ」が最適です。

水色(すいしょく)が濃く、コクや渋みがあるのでミルクを入れても、色や味がぼやけません。

この2種類は特徴がはっきりしているので、好みが分かれるかもしれません。

 

さっぱりとしたミルクティーがお好みの方は、インドの「ニルギリ」やスリランカの「ディンブラ」がおすすめ。気分に合わせてブラックティーとミルクティーに使い分けることができます。

 

人とは違う、個性派の方でしたら、スモーキーな香りのスリランカの「ルフナ」や、ベルガモットの香りの上品な「アールグレイ」をミルクと合わせてはいかがでしょうか? ストレートの時とはまた違った風味を楽しめます。

おいしいミルクティーをいれるポイント

ミルクティーの場合も、以前紹介した基本のゴールデンルールのいれ方と変わりませんが、ミルクに負けない、しっかりとした味にしたければ、蒸らし時間を基本の3分よりも1分ほど長くしましょう。

 

牛乳は温めず、冷蔵庫から出したら、常温にしてお使い下さい。

牛乳によってもミルクティーの味が変わります。高級な牛乳が必ずしもおいしいミルクティーになるとは限らないので、飲み慣れたものからお試し頂ければと思います。

 

 

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この冬は自分のこだわりのミルクティーを発見しましょう。

Mama's profile/プロフィール

小澤 舞子

小澤 舞子 【ティーインストラクター】

記事テーマ

がんばるママもおうちでくつろぐ紅茶時間

サロン・ド・テで優雅にティータイム・・・なんて、子育て中のママには夢の話。でも、自分で美味しい紅茶をいれることができれば、ほんのわずかな時間でもリラックスできるはずです。お客様やお友達に自信をもってお出しできる美味しいいれ方、産地別おすすめの飲み方、子どもも喜ぶアレンジティーなど、紅茶が飲みたくなるような情報をお届けします。

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