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個性豊かなインドの紅茶の選び方/2013年5月

紅茶はインドで最も親しまれている飲料です

インドは紅茶の生産量と国内消費が世界第1位の紅茶大国です。

長い間、中国産の紅茶が世界市場を独占していましたが、1823年、当時イギリスの植民地だったインドでアッサム種の紅茶が発見されると、緑茶に近い繊細な味の紅茶から、しっかりとしたボディーのミルクティー向きのいわゆる英国紅茶に切り替わって行きました。

 

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インド生まれの紅茶は、国民食のカレーとも相性が良いです。

代表的なインドの紅茶の産地

インドで生産されている代表的な紅茶の産地は3つ。北東のダージリン地方は標高差の険しい山間部にあり、アッサム地方は広大な平地に茶畑が広がります。地図上では近くにありますが、品種や気候条件が異なる結果、全く違った個性を持ちます。どちらもチップ(新芽)をたっぷり含んだ香りの高い紅茶です。南インドにあるニルギリは気候条件に恵まれ、1年を通して茶摘みが行われ、マイルドな優しい味わいの紅茶になります。

 

インドの町にはチャイを売る屋台があり、誰もが1日に何倍も紅茶を飲んでいます。

 

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チャイの屋台では、「クリ」と呼ばれる小さな素焼のカップにいれて提供されます。

インド産紅茶のおすすめの飲み方と選び方

特徴がはっきりしているので、飲み方に合わせて選ぶことができます。何も入れずにストレートで飲むなら「ダージリン」、牛乳をたっぷり入れたミルクティーがお好きならば「アッサム」、レモンティーやアイスティーなどにするなら「ニルギリ」と、目的に合わせて好みのお茶をセレクトしましょう。

紅茶専門店では、インドの紅茶は、「春摘み」、「夏摘み」、「秋摘み」など、旬の時期に収穫した茶葉だけでパッキングされている物もあります。時期によっても味や香りが異なるのも特徴です。

グロッサリー店などでお探しの場合、インド紅茶局認定マークがついている紅茶を購入の参考の1つにしてみてはいかがでしょうか?

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インド紅茶局認定のマーク(左:アッサム、中:ダージリン、右:ニルギリ)

 

みなさまの好みにピッタリのおいしい紅茶が見つかりますように・・・

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Mama's profile/プロフィール

小澤 舞子

小澤 舞子 【ティーインストラクター】

記事テーマ

がんばるママもおうちでくつろぐ紅茶時間

サロン・ド・テで優雅にティータイム・・・なんて、子育て中のママには夢の話。でも、自分で美味しい紅茶をいれることができれば、ほんのわずかな時間でもリラックスできるはずです。お客様やお友達に自信をもってお出しできる美味しいいれ方、産地別おすすめの飲み方、子どもも喜ぶアレンジティーなど、紅茶が飲みたくなるような情報をお届けします。

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