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旬の春摘みダージリンの楽しみ方/2014年5月

今の時期しか味わえない貴重な新茶です

知っている紅茶の産地を挙げて頂くと、最初の方に出てくる人気の「ダージリン」。おいしい紅茶がとれるシーズンが年に3回あり、その最初は3月~4月中旬に収穫される紅茶のことで、「ダージリン ファーストフラッシュ(春摘み)」と呼ばれます。その旬の紅茶は5月頃には国内にも出回ります。ラベルなどを見ると、ファーストフラッシュと表示されているものの、聞き慣れない名前が書かれているかもしれませんが、それは茶園の名前です。同じダージリンでも、収穫時期や茶園の場所によって、味や香りが異なるのです。

ファーストフラッシュの魅力は茶園ごとの個性を味わうことができることです。また、同じ茶園でもワインのボジョレーヌーボーのように、毎年の紅茶のデキを知る1つの目安にもなります。ですから、毎年心待ちにしている方も多いのです。

ダージリンの春摘み(ファーストフラッシュ)の特徴

ダージリンは水色(すいしょく)が薄いのが特徴です。ダージリンファーストフラッシュの茶葉は発酵が弱いため茶葉が緑色を帯びています。ですから、水色はさらに薄くなります。しかし薄いオレンジ色は黄金色とも称されます。香りは草のように若々しくフレッシュな非常に良い香りです。花や果実の香りに例えて、わかりやすく分類しているメーカーもあります。

個性がはっきりしているものから、バランスが取れたものと色々あるので、飲み比べてみるとその違いがわかると思います。

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毎年お茶を安定して作り続けるマーガレッツホープ茶園のファーストフラッシュ

ダージリンファーストフラッシュの飲み方と食べ合わせ

緑茶のような渋みと旨みがあり、香りはデリケートなので、何も加えずストレートで楽しみましょう。甘味が強い砂糖菓子と合わせるのをおすすめしますし、和菓子ともよく合います。

いれ方ですが、お店によってこだわりのいれ方を説明してくれる場合もあります。通常の紅茶のいれ方より、温度が低めだったり、蒸らし時間が短かったり、長かったりしますが、パッケージなどの指示に従っていれてみるのも良いでしょう。多少テクニックがいるので、心配なら慣れているゴールデンルールに基づくいれ方でも構いません。

ファーストフラッシュは希少性が高いので、価格も若干高めです。茶園によっても価格が違います。しかし、高いのがおいしいという発想ではなく、自分の好みにあった紅茶を選んで欲しいと思います。この時期だけの楽しみとして、少量から購入してみて下さい。

 

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この時期にしか出合えない旬の紅茶でリフレッシュしましょう。

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小澤 舞子

小澤 舞子 【ティーインストラクター】

記事テーマ

がんばるママもおうちでくつろぐ紅茶時間

サロン・ド・テで優雅にティータイム・・・なんて、子育て中のママには夢の話。でも、自分で美味しい紅茶をいれることができれば、ほんのわずかな時間でもリラックスできるはずです。お客様やお友達に自信をもってお出しできる美味しいいれ方、産地別おすすめの飲み方、子どもも喜ぶアレンジティーなど、紅茶が飲みたくなるような情報をお届けします。

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