ハッピー・ノート.com

今、注目のセイロンティー「ルフナ」/2016年5月

意外と知られてない紅茶の大産地「ルフナ」

セイロンティーはスリランカ産の紅茶を指しますが、その5大産地の中でも一番標高が低い地域で作られている紅茶が「ルフナ」です。赤道に近い1年を通して高温のスリランカで育つお茶の葉は、強い日差しを受けて大きく成長し、コクのあるおいしい紅茶になります。初めて飲む方でも、「飲みやすくて甘みのある紅茶」という印象を受けるようですが、まだまだ知名度の低い紅茶です。今回は、今、国内で注目されているルフナをご紹介します。

IMG_5084.JPG

セイロンティーの5大産地はそれぞれ、色、香り、味が異なります。一番手前が「ルフナ」です。

ルフナ産紅茶の特徴について

セイロンティーと言うと、ウバやディンブラなどハイグロウンティーと呼ばれる、標高が高い所で栽培される紅茶が日本では有名です。しかし、生産量は低地産の紅茶が半分以上を占めています。こちらは主に中近東で親しまれている紅茶なのです。OP(オレンジペコ)と呼ばれる大きいサイズの茶葉は、葉がしっかりとよられており、色は全体的に黒っぽく均一に見えますが、チップ(新芽)が含まれています。実際に紅茶をいれてみると、「スモーキー」と呼ばれる煙のような香りと、発酵茶である紅茶らしい芳醇な香りが広がります。水色(すいしょく)は濃く、深みのある赤色です。味は甘みがあって、高地産のウバやヌワラエリアよりも渋みがなく、穏やかに感じられます。

 

IMG_5110.JPG

最近はファーストフードでも、「ルフナ」の紅茶を選ぶことができます。(モスバーガーにて)

ルフナの飲み方と食べ合わせ

飲み方は、ストレート向きですが、ミルクをいれてもおいしく飲めます。スモーキーな香りがこの産地の特徴ですが、蜜を焦がしたような香りを強く感じるタイプもあります。飲みやすい紅茶なのでさまざまなお菓子や食事に合いますが、特にチョコレートに合うと言われています。

まだまだ知られていないけど、おいしい紅茶が沢山あります。みなさまのお好みの1杯に出逢えますよう・・・

Information/お知らせ

横浜・大田区に近い川崎で紅茶教室を開催しています。小さなお子さま連れのお母さまも安心して通えます。また出張レッスンなども開催し、地域の皆様に「紅茶の楽しみ方」をお伝えしています。ご自宅でおいしい紅茶をいれて、おもてなししませんか?

プラムブロッサム紅茶教室のブログはコチ

 

header.jpg

Mama's profile/プロフィール

小澤 舞子

小澤 舞子 【ティーインストラクター】

記事テーマ

がんばるママもおうちでくつろぐ紅茶時間

サロン・ド・テで優雅にティータイム・・・なんて、子育て中のママには夢の話。でも、自分で美味しい紅茶をいれることができれば、ほんのわずかな時間でもリラックスできるはずです。お客様やお友達に自信をもってお出しできる美味しいいれ方、産地別おすすめの飲み方、子どもも喜ぶアレンジティーなど、紅茶が飲みたくなるような情報をお届けします。

Vote/この記事に投票しよう

Evaluation/この記事のみんなの評価

lightbulb_outline

なるほどそうか!役に立った

0

favorite_border

わかる!わかる!共感した

0

feedback

この記事へのコメント

0

Comment/この記事にコメントしよう

Archives/小澤 舞子さんの記事一覧

最新記事

記事一覧を見る

注目トピックス

トピックス一覧を見る

Weeklyゴーゴーリサーチ