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ピアノの楽しみ方「39」先生まだ○くれないの?!/2016年7月

学び続けることは成長し続けること

新年度に伴い、新たな生活が始まりましたが、もうすぐあっという間に学生にとっては一学期が終わりまね。残念ながら、大人は学生時代のようなロングバケーションはありません。
今思えば、小学生時代は夏休みでも習い事の毎日で忙しく、一緒の習い事のお友だちとの思い出に沢山充実した日々だったのを思い出します。

私の音楽教室も、夏休み、やはり普段よりは時間のある時期に発表会を組みました。学童に行ったり、他の習い事、里帰りなどそれぞれ予定はあるかと思いますが、年間を通して考えてみたらいつもよりは練習時間のとれる時期ではないかと思います。
子どもたちにも、夏休み、ピアノ頑張ってほしいなと思っています。

夏休みは、様々なコンペの予選や本選もあります。    
私の門下生も頑張っています。
でも、ちょうど曲に飽きてきたり、「先生、音もリズムもあっているのになぜ終わらないの?」と不思議そうな子どもたち。
私が様々な点において、厳しくレッスンしたりするためか、お顔をみたら、涙の子。
発表会もありますから、このような症状が出ている子どもたちも一週間のうちに数名発症しています(笑)

このようなことを書いてしまうと私に会ったことのない方々は「ん?どんだけ怖い先生なの?」「泣かせるまでするの?」と思われるかもしれませんね。

私の中ではもっと厳しくしたい!! そんな思いの生徒さんもいますが、やはり一人一人の性格や性質、家庭での練習環境、理解力等を踏まえた上でレッスンさせて頂いています。
また、年齢に応じての成長過程もありますし、「この子にはこう言って伝わるけど、この子には伝わらない」とその子その子で全く受け取りかたが違うのです。
こないだまでニコニコ来ていた生徒さんも、反抗期に入れば、私の発言にムッとしていることも顔の表情や態度でわかります。
レッスンが実になるように精一杯レッスンしますが、コミュニケーションがとれてないと上手くいかないこともあります。
その子の日々の生活や心の変化を読み取りながら、一番効果的なコミュニケーションを探して接し、その子の音楽性が豊かになるようにレッスンしなければと思っていますが、難しいことも沢山あります。
ただ単にピアノや音楽を教えるだけでは難しい仕事だなぁといつも思います。

コンクールに出る場合はその曲のレッスン時間が増えます。子どもにとっては、「先生、なぜ弾けているのに○をくれないの?」と涙したり飽きちゃったり、、、特に幼児期で参加する場合、参加すると挑戦する気持ちを持つだけでも「とっても立派な気持ちだね」と沢山誉めてあげたいです。
でも、ピアノって本当に奥が深く、音楽家やレスナーからすると当たり前な感覚なのですが、音とリズムや拍子だけでは○をあげられないのです。楽譜からのメッセージを読み取り、エネルギーに満ちた素敵な演奏になるまでは。

よく弾けたと思っても完璧にならないのがピアノでずっと学ぶ力、すなわちずっと成長しつづけることがピアノは大切です。
ピアノもただ形にしただけではなく、よく熟した音楽にするには沢山の練習と考える力、表現する業が必要です。そのためには簡単に○はあげられないのです。

コンクールに向かって、幼児期のお母さんほど、やっぱり子どもが心配で、「上手くいくかしら?」「その日元気に参加できるかしら?」「失敗して泣いたらなんて声をかけようかしら」などいろいろな不安な気持ちが出るものです。

また「これだけやったらうちの子一番だわ!」「絶対うちの子受かるわ!」など思いたくなるそれほど練習に取り組んでらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。

しかしながら、コンクールの結果というのは、本番1回の演奏で評価されます。

例えば間違いなく弾けたとしても受からないこともあります。「間違えなかったし、うちの子上手く弾けたのになぜ受からなかったのか」と事務局等にクレームを言ったり尋ねたりはやめましょう! 結果は結果です。「コンクールは水物」だと思います。例えば上手く弾けてももっと上手な子が沢山いたり、よく弾けていたとしても審査員の評価とは違うこともあります。
それがコンクールです!

「もっと沢山練習しょうね!」「また頑張ろうね!」
「コンクールに挑戦するために沢山練習したことが貴方の力になったんだよ、お母さん感動したよ」など、次に進む為の前向きな話をされることは良いと思います。

一緒に受ける仲間がいる場合はいろいろな評価の差が出ますが、決して人と比較せず、「本当によく頑張ったね、また次頑張ろう! お母さん応援するよ」とお母様自体が前向きな気持ちになること、お子さまの演奏を他のお子さまと比較したお話を我が子にしないこと、これは大切かなと思います。子どもよりお母様が真剣になり、コンクール結果が評価されず、お母様が落ち込むということもよくありますが、ピアノは、コンクール結果で終わるというものではなく、コンクールにでることで、継続した力を養う、深く音楽をとらえる、表現する力&集中力を養う等々を念頭に置いておけば良いと考えています。

コンクールも発表会も、とっても楽しいものです♪

達成感を味わう為にも、発表会もコンクールも楽しいものだ! 楽しむ為に今頑張っているんだ!とお子さまがなるようなお声がけをおうちでしてみてくださいね!
練習なかなかしないという時もあるかと思いますし、怒りたくなるときもあると思いますが、お子さまが練習が楽しくどうやったらなるかなぁと考えてあげてくださいね♪
御師事されている先生にも沢山アイデア頂いて、日々のレッスンやイベントに向かって楽しめますように♪

健康でなおかつ、より豊かな生活を送るために側にピアノがあること♪

とっても素敵なことです♪
日常にお子さまのピアノがここちよく流れてくる、そんな日々になりますように!

かくいう私は日々戦闘態勢?で、このコラムは自分に向かって書いているのかと思ってしまいそうですが、それでもよく考えてみたら、指が自由に動いて、音の配列がわかって、すこーしずつ弾ける曲が増えてきた! そんな息子をゆっくりとおおらかな気持ちで応援したいと思っています。
全ては彼の人生において、末永くピアノが寄り添ってほしい! そういう思いです。
親が子にできることはわずかなのかもしれませんね。

私が楽しくピアノを弾いたり音楽をしている姿を感じてほしいなと思っています。

おばあちゃんになってもピアノを弾いていたい。

ピアノって音楽って本当にいいものですよ!

いつも心にピアノ&音楽を~♪♪
               

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10月2日
北九州国際音楽祭
マラソンコンサート
あかり音楽教室
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11月
市民センターふれあいの祭
コーラス参加
ブルグミュラーコンクール
あかり音楽教室参加予定

12月
施設慰問コンサート

Mama's profile/プロフィール

楳寿 あかり

楳寿 あかり ー音楽教育家ー

記事テーマ

「音楽」を10倍楽しく学び続けるために♪

習い事ランキングに必ず上位になる「ピアノ」最近、「ピアノは脳に良い」「人気の習い事だからとりあえず」という理由で始められる方が増えてきましたが、数ヶ月すると、「塾に行って脳を鍛えます」「むいてなかった」「練習がきつい」等の理由で続かない方も。どうすれば、「音楽」を楽しく学び続けていけるのかをいろいろな観点から連載していきます。

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