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ピアノの楽しみ方「91」コンクールにチャレンジしてみよう/2021年6月

コンクールに参加する際の心構えとは
コンクールに向けての練習方法って色々あるかと思いますが、
まずピアノが好きでコンクールを自分で参加したいと言って参加しているのか?
ピアノは好きだけど保護者に言われて良く分からず参加しているのか?
もしくはピアノはすごく好きな訳じゃないけど、保護者に言われて参加しているのかで、
練習が順調に進んでいくかも変わって行くかと思います。
 
今コンクールに参加のお子様を持つ保護者様は、我が子の練習量に満足ですか?
それとも足りないなと感じていますか?
 
なかなか先生から習ったことを吸収し、手直しを完璧にできる子のほうが少ないかもしれません。
特に幼児など小さなお子様の場合は保護者もしっかりレッスンを聴講し、スコアをコピーし、
師事している先生のレッスンで学んだことをメモをとったり、先生から許可をいただけたらビデオを
持っていき、レッスンを録画したりしなければ、なかなか帰って復習するときに全部を覚えているか
というと難しいかと思います。
 
また、先生のお宅がグランドピアノ、自分宅がアップライトピアノだったりする場合は、
打鍵スピードや打鍵の負荷なども変わっていく為、先生宅で学んだり、体感したことを帰ってすぐ
とり組んだりしなければなかなか手直しを完璧にしてくる事は難しいでしょう。
レッスンが終わったら、もうピアノは今日は終わり!としてしまう子も少なくないはずです。
 
コンクールへの取り組み5箇条
 
1、親、先生から参加どうですか?と言われて参加している場合であっても、最後は自分で決めた事!
やり遂げることを子供に教えましょう!
 
2、コンクールで入賞するには、おうちで一生懸命練習すること。遊びは、コンクール終わるまで我慢!
というコンクールも多いかもしれません。気合いを入れましょう!
 
3、弾くばかりではなく、プロが弾いている課題曲や参加曲を聞いて学習しましょう!
 
4、先生から言われた通りに弾けるようになったら、もっと自分はこう感じます、こう演奏したいです
という自分らしさ、自分の音楽になるまで練習したり、考えたり、創るという取り組みをしましょう!
 
5、万が一、コンクール落ちてしまっても、誰のせいでもありません。
あなたがもし、全力で練習を頑張ったのなら、そこに優劣はない!のです。全力で!というところがポイントですよ。
全力で望めば、入賞だけでなく、努力すること、素直に先生のお話を聞くこと、参加者の素晴らしい演奏を聴くこと、
色々繋がっていきます。
すごく力がつきます!!
 
人はすぐ目に見える成長に飛びつくものです。
ピアノというのは、少しずつ続けていけば、成長が見える、そういう習い事と思ってください。
 
時間をかけて得た力というのは生きていく上で何か困難な事にぶつかった時など、必ず力になってくれますよ。
 
いつも心にピアノ&音楽を♪

Mama's profile/プロフィール

楳寿 あかり

楳寿 あかり 【音楽教育家】

記事テーマ

「音楽」を10倍楽しく学び続けるために♪

習い事ランキングに必ず上位になる「ピアノ」最近、「ピアノは脳に良い」「人気の習い事だからとりあえず」という理由で始められる方が増えてきましたが、数ヶ月すると、「塾に行って脳を鍛えます」「むいてなかった」「練習がきつい」等の理由で続かない方も。どうすれば、「音楽」を楽しく学び続けていけるのかをいろいろな観点から連載していきます。

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