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ピアノの楽しみ方「84」マナーを学ぼう/2020年10月

ピアノレッスンご見学の際のマナーについて
赤ちゃん時期が終わり、いよいよ、入園!っとなった時に、母親というのは、嬉しい反面、子供の成長で周りと比べてしまう機会が増えていきます。
「どうしてこんなこともできないの?」「他の子はこんな事もできるのにどうしてうちの子だけできないんだろう」「どうして落ち付きがないんだろう、何か病気なのかしら。」と「どうして?」「なんで?」が母親の頭の中はいっぱいになるときがあります。
 
レッスンをしていても、1回1回お子さんが間違うと「はあ、、、」と付き添いママで見学されている場合はため息が聞こえるというお声もお聞きします。たまにレッスン中に「ほら、〇〇、家ではできたでしょ?いつも通りに弾いたらいいじゃない?」と口を挟まれる方もいらっしゃると聞きます。
 
しかし、こういう事はレッスン中はしてはいけません。レッスン中は、保護者は、静かに黙って見守るということが大切になります。また先生から「お母さん、これは?」など先生からご質問をお母様が振られた際はお返事されたり、お答えになると良いかと思います。
まずは、先生を信頼してお任せするという事が非常に大切になってきますので、お母様はピアノレッスンを頑張ってらっしゃるお子様を温かい目で見守り、また終わった後はたくさん褒めてあげるようにしましょう!
 
もし、「今日は練習不足で、褒めるところがなかったなあ」と思うような時でも、「きちんとレッスンを受けられましたね、先生のお話された事はよくわかって頑張れたね、帰ってたくさん復習しましょう!」と声をかけてあげてください。
お子様は、お母さんがよく自分を見てくれていたし、先生からいただいた課題をまた練習して頑張ろうという気持ちになるはずです!
 
そういった日々の積み重ねを大切に、先生との信頼関係を大切に、レッスン一回一回を丁寧に受講して、色々なことを先生からご教授いただいて、ピアノの成長を楽しまれてくださいね。
 
一喜一憂ではなく、ピアノは長く、落ち着いて丁寧に取り組まれることが、大人になった時にお子様がピアノと生涯お友達でいられるような関係作りを築けます。
 
まずはお母様がゆったりした気持ちでいましょうね♪
 
 
 
いつも心に音楽&ピアノを
 

Mama's profile/プロフィール

楳寿 あかり

楳寿 あかり 【音楽教育家】

記事テーマ

「音楽」を10倍楽しく学び続けるために♪

習い事ランキングに必ず上位になる「ピアノ」最近、「ピアノは脳に良い」「人気の習い事だからとりあえず」という理由で始められる方が増えてきましたが、数ヶ月すると、「塾に行って脳を鍛えます」「むいてなかった」「練習がきつい」等の理由で続かない方も。どうすれば、「音楽」を楽しく学び続けていけるのかをいろいろな観点から連載していきます。

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